年に一度の行事として藤白台に夏を告げる?ピアノ池の「ヒメガマ刈り大作戦」が、きょうありました。さまざまな水鳥などが生息する「ほどよい生態系」を保つためには、多すぎず少なすぎず、ヒメガマを一定量に保つことが必要なんだそうです。
数年前から市内の自然系NPOを中心に年一回の「刈り取り大会」をやるようになり、市の南部からはるばる来た人や、市の職員、藤白台の住民有志などが入り乱れて2時間あまり大奮戦…。
40人あまりが水上班と陸上班にわかれ、水上班はカヌーやゴムの胴長で池に入ってヒメガマを刈っては岸にかき寄せ、陸上班はそれを引っ張り上げて袋詰めにして運び…僕は今年初めて参加したのですが、水を含んだヒメガマがこんなに重いものとは…やってみてわかるこの手ごたえ!ドロなんかばんばん飛んできます。けっこう「香ばしい」です。
でもこのヒメガマ刈りのおかげで水の循環が良くなり、ヘドロ化が防げるんだそうです。吹田市内に池はたくさんあるけれど、こんなにかまってもらえる池って珍しいのでは…?
ピアノ池は千里ニュータウンの造成過程で造られた人工池で名前もいつのまにかついた通称ですが、国土地理院1万分の1の地図には、今出ている最新版からついに名前も載るようになりました。
ドロドロになったあとで頂戴したお茶はおいしかった!
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (8)
はじめまして、毎回楽しくそして懐かしく拝見させて頂いてます。私は1964年生まれ、1976年3月藤白台小学校卒です。ヤフーで何の気なしに「藤白台」を検索していたら偶然このサイトにめぐり合うことができました。藤白台には2、3歳から12歳まで府営B13号棟に住んでました。生まれは香川県ですが実際の故郷は藤白台だと思っています。今回の「ピアノ池」ですが、実は今の今まで名前を知りませんでした。確かに地図で見るとピアノの形をしているので納得した次第です。この池には思い出があって、小学校1、2年の頃友達と二人で池の脇の崖を探検と称して上から降りていたのを大人に見つかって警察まで出動する騒ぎになって親に死ぬほど怒られたことを思い出しました。両親はすでに他界し、私は福島県のいわき市に、弟は京都府の舞鶴市にそれぞれ住んでいます。こどもの頃の素敵な思い出だけが浮かんでくる「藤白台」。30年たった今でもいつかもう一度帰りたいと思っています。もしかして、奥居武さんとはどこかでお会いしてるかもしれませんね。これからもブログ楽しみにさせて頂きます。
「健ちゃん」さん、藤白台へおかえりなさい!よくぞ検索で…(感激)。「ピアノ池」って通称がポピュラーになったのはこの20年ぐらい?で、その前は藤白台の藤白公園にあるから「藤白池」って言ってたと思います。この池は人工池でいつか埋めるつもりだったため、ちゃんとした名前がなかったんですね。今でも正式な名前はたぶんありません。でも今じゃみんな「ピアノ池」と呼んでいるので現実勝ち!ということでしょうか。どうぞごゆっくり今の藤白台探検をお楽しみください。ブログならいくら探検しても警察のお世話になる心配はありません…。
先日、藤白台在住のK市議が国土地理院に問い合わせたところ、「国土地理院発行の一万分の一の地図には「ピアノ池」とはっきりクッキリ記載されています」とのこと。
いつから記載されてたかは不明ですが、「ピアノ池」とは国家が認めた名称なのです。
吹田市がまだこの事実を察知していないため、吹田市発行の地図には「ピアノ池」が見られませんが、K市議のおかげで、今後は吹田市発行の地図にも「ピアノ池」って名称が見られるようになるでしょう。
ちなみにK市議は「ピアノ池の環境をよくする会」の会長です。ボクは副会長なの。よろしく。
> いつから記載されてたかは不明ですが
本文中にもありますが、2005年に出た最新版からです(一万分の一のみ)。その前の版(1997年)には出ていません。国土地理院の地図に出たら、正式名称ってことになるんですかね?…名前って管理者が決めるんだろうと思いますが、この池は…吹田市か…?
写真を見て気が付いたんですが、すごく底が浅い池だったんですね(大人が立ってヒメガマ刈ってるぐらいだから)(/-)/
よく親や先生にはまったら二度と浮かんでこないから絶対柵乗り越えたらアカンよっていわれてたんですけど……
さあ…?これはかなり「水を抜いた」状態だと思うんですよね。もともとが調整池ですから…。(風呂か!)
なるほど、それじゃやっぱりある程度の深さはあったわけですね。合点がいきました。ところで奥に四阿のような建物が写ってますが、私が居た頃は無かったような気がするんですが、何時ごろから存在するんですか?
よく気がつかれましたね。この「あずまや」は、5年か10年ぐらい前からあると思います。