ひさびさに藤白台。ついに全貌を現しました!公社A棟建替第一期の新しい棟。
上は1月8日、足場撤去中…。

1月19日、カバーが取れました!

左が2号棟。右が3号棟(建替後は「A」の表示はなくなります)。いずれも14階建。3年前の夏に退去が終わり、旧棟の解体が始まったのが2年前の春
長かったような、すぐだったような…。やっぱり14階は高いなとか、家賃も上がるぞとか、ほかのプランってあったんだろうかとか、新しい住民とうまくやっていけるだろうかとか、千里ニュータウンのあちらこちらで同時に団地建替を進めて十分埋まるんだろうかとか…町の大改造だけに心配の種はつきないのですが、やはりこうして姿を現すと、やっぱりうれしい。団地の人たちもうれしそうだし、周辺に住んでる僕らや、藤白台以外に住んでいる人の間でも、「いよいよできましたね~」と話のネタになっています。北千里駅のホームからもよく見えます。
今は周囲の広場などを造っています。屋内の工事はもうやっているのでしょうか。その名も「OPH北千里駅前」(OPHは公社賃貸の最近のブランド)。221戸のうち、61戸を新規募集したようです。
入居開始は3月。ほんとうにもうあと少しです!

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コメント

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  • コメント (6)

    • 健ちゃん
    • 2010年 2月 01日

    あぁ、いよいよ藤白台も生まれ変わっていくんですね。私が還暦を迎える頃全部高層になってるんですかねぇ…

    • 奥居武
    • 2010年 2月 02日

    公社も府営も高層化して土地の半分は民間に売り、今の公社の部分は8~14階建、府営の部分は(およそ)6~12階建になっていく予定です(線路に沿った駅に近い場所ほど高い建物にする…という計画)。少しづつ玉突きでやっていくので全部終わるには最低あと10年かかります。でも僕が最近心配なのは、そうやって増やした住戸が、ちゃんと全部埋まるんだろうか?ってことなんです。千里ニュータウンは住みたい人がたくさんいるから…ってことが大前提になっているんですが。民間業者も市況を見ていますから、「これは仕入れても売れないな…」ということになると、余剰地を売り出しても買い手がつかず、空き家どころか空き地ができてしまう…というシナリオさえありえます。人口が減っていく世の中で、ある程度はにぎやかな藤白台を保ちたいと僕は思いますけどね…。「活気か?空か?」…すごく難しい選択を、今の千里は迫られているんです。

    • 健ちゃん
    • 2010年 2月 02日

    私の両親を含めて40年以上前に千里ニュータウンに入居した人達は「夢」「希望」「未来」に胸ときめかせていたのかなぁ…元気な時に訊いておけばよかったです。子供達がたくさんいた藤白台に住んでいた私には「活気」の無い藤白台は一寸想像し難いんです。空家が出ても直ぐ新しい家族が来たり、友達の引っ越し先も南千里や千里中央のグレードを上げた団地だったりと、子供だった私にとって千里ニュータウンが「世界」そのものでした。

    • 奥居武
    • 2010年 2月 02日

    藤白台小学校は市内で4番目に児童数が多いらしくて、そういう意味では藤白台は「活気がない」ことはないと思います。市民体育祭も年末の夜回りもたくさん来るし…でも40年前と比べたら、明らかにずっと静かな町になってると思いますね。しかも高齢化はまだまだ進むんです。(とくに後期高齢者が増える!)だからうまくバランスをとっていく必要があって、それと建替の関係が難しいんです。そう考えると「若すぎた町」を「普通の町」に着地させようとしてるだけなのかも…?千里ニュータウンが「世界」そのもの…それは僕もそうだったし、千里で育った当時の子供の多くにとってそうだったんじゃないかなあ…。子供がいっぱいじゃなくても「夢」「希望」「未来」にときめけるような町を、21世紀に探していくことがニュータウンの宿題かもしれないです。

    • yamasin
    • 2010年 2月 02日

    2棟だけですが、大分雰囲気が変わりますね。
    それにしても高〜い。北側の建物が日陰になってしまってますね。ここも近々立て替えするのかな?
    少しずつ変わっていくんですね。
    幼い頃 高い建物といえば今もインパクトがあるC-74棟だけでしたからね。
    昔の面影が無くなるのは寂しい気もしますが、ここで生活している住人にとっては、建物が新しくなるのはうれしいことでしょうね。

    • 奥居武
    • 2010年 2月 03日

    第二期で南側(写真で手前)の4棟を高層2棟に建て替え、第三期で北側を建て替えます。第二期は12階建、第三期は7-9階建になって、いま公社に住んでいて残る人は、合計5棟の新棟に全部入ってしまう予定です。空いた土地は民間に売却される予定です。建替を機に転出する人もかなりおられます。「新しい建物に住めるんだから…」と自分に言い聞かせて家財の整理をしていても、つい手が止まってしまう…というお話を伺いました。他の町へ行く人にも、残る人にも、周囲の人間にも、とても複雑な「選択の季節」を千里ニュータウンは迎えています。でも「夢」「希望」「未来」の町だったんだから、建物が変わってもその精神はつないでいきたいですね。新しく来る人にも千里を好きになってほしいです。

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