逢う時はいつも腰痛

バス停って、ご近所が出会うちょっとした「舞台」で、いつもバス停で会う近所のご主人と奥さんが不倫の恋に落ち…というストーリーは1960年代のアメリカのメロドラマ「逢う時はいつも他人」ですが…
2011年の高齢化藤白台ではバス停に妖艶なキム・ノヴァクが立っているはずもなく、腰が痛いので座れるベンチがないかのう…というのが現実のバス停のドラマです。高齢の人はバスに依存する比率が高いですからね。
戸建住宅街にそった「藤白台二丁目」バス停はたぶん乗降客も少なく、ベンチがなかったんですが…できました!「寄贈 藤白台地区 福祉委員会」っていうプレートがついてます。芝生の緑地帯をちょっと削って、地面に固定されたしっかりしたものです。簡素だけどモダンなのがいい感じ。
これで「昔のカーク・ダグラス」や「昔のキム・ノヴァク」さんも、バスが来るまでゆっくり腰かけて話ができるでしょう…。高齢化社会では、バスって、大切。バス停はまちづくりのポイントかもしれないです。
ところで「藤白台」または「ふじしろ」が名前についたバス停はいくつあるでしょう?(…っていうクイズを、前に体育祭のゲームで出したな…)

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コメント

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  • コメント (4)

    • 一つの石
    • 2011年 6月 13日

    もしよければ私の2009年3月22日の腰痛予防ブログでも覗いてみてください。
    http://hitotsunoishi.at.webry.info/200903/article_5.html

    • 奥居武
    • 2011年 6月 14日

    この角度からのコメントは当ブログ始まって以来ですね…しかもそこへのコメント数がすごい!腰痛解消は地域おこしのカギになるのかもしれないと思いました。バス停にストレッチの道具をおくとか…
    http://senri-g1964.at.webry.info/200807/article_21.html

    • pigmon
    • 2011年 6月 15日

    ぜんぜん関係ないコメントなのですが・・・バス停の向かい側の新しいお家は、玄関までの階段に手すりがない!きっと若い方だけがお住まいなんですね。
    最近の千里NT内では、(階段のない家は別ですが)見事なほど手すりがとりつけられているので、この写真、よそのニュータウンかと思ってしまいました。

    • 奥居武
    • 2011年 6月 16日

    さすがニュータウン育ちは観察が鋭いですね。最近の新しい家はさらに、盛り土を下げてしまって道路とツライチに造成し直す家が多いようです。バリアフリーにしないと売りにくいんでしょう。団地のタイプ研究はここ数年マニアの活動が活発ですが、戸建のしつらえの変化も、ニュータウンの歴史の重要な一側面ですね。ちなみに藤白台で「若い方」の定義はたぶん50代以下だと思います。(爆)

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