千里ニュータウン開発記録映画上映会!(11/3と11/17)
- 2007/11/3
- 千里ニュータウン
- まちの記憶, イベント
- 7 comments
日本ではじめてのニュータウン、千里ニュータウンはなぜ作られたのか?どのように作られたのか?開発前や初期の風景は…?
この貴重な記録が、動画で、しかもオールカラーで見られます。不肖私の解説付き…。ニュータウンを最初の頃から知っている方も、最近越してきた方も、これから住もうかと考えている方も、ぜひお越しください!
●11月3日(祝) 10:30-12:00 (きょう!)
※北千里公民館文化祭の一環として行います。
●11月17日(土) 10:45-12:00
※千里ニュータウン45周年記念行事の一環として行います。
●場所:北千里駅前パフォーマンスホール
(ディオス1番館・りそな銀行横の階段を3階へ)
●「ひらけゆく千里丘陵-計画編」(1961年・23分)
●「ひらけゆく千里丘陵-建設編」(1962年・15分)
●「千里ニュータウン」(1964年・21分)
※両日とも同じ3本を上映します。 ※入場無料!
※この画像は「ひらけゆく千里丘陵-建設編」(1962年、企画:大阪府企業局、製作:日本映画新社)から。画像の再利用はできません。
※11/17を日曜日とお知らせしましたが、土曜日です!お詫びして訂正します。
コメント
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コメント (7)
うわー、行きたいです!といっても、1964年、私はまだ生まれてもいなかったんですけどね!1967年に千里に引っ越して、1990年まで住んでました。ああ!今は田舎に引っ込んでしまった両親にもぜひ、みてほしいなあ!
記録と写真を見て思い出したんですが、青や赤(緑もあったかも?)の窓の日除けテント(?)は全部の団地に設置されていたんでしょうか?
私の住んでいたB13には無かった記憶があります。それとも2・3年で取り払われて、幼い頃の私の記憶からなくなっているのでしょうか?
他所の日除けが付いている団地を見ては、「なんやいっぱいまつ毛の長い目があるみたいやなぁ」と幼心に思っていました。
どなたかこの約40年の疑問の「穴」にお答えいただけないでしょうか?
みけねこさん
この記録映画 ここのサイト見てたら今年 何度か上映されてます 昨日は 突然のアップで 行き逃しました^_^;
お願いしたら また あるかも(^^ゞ
健ちゃんさん
青は見た事ないと思います ほとんどが緑だった記憶が・・
赤もあったんですね? あと 日除けテントは 府営住宅だけだったと記憶します
主に西陽対策ではないでしょうか?
大阪府住宅供給公社では 西陽対策で ベランダに 格子みたいなのがあるところもありますよ
でも 「まつげの長い目」ほんと その通りですね(^_-)
11/3の分はギリギリ告知で失礼しました。お時間ありましたらぜひ11/17にお越しください。(来春も北千里公民館でやる予定です。)
日よけは府営住宅の居室が西向きになる棟にだけつけられました。今もついています。2006/12/16の当ブログの記事にあるように、千里NTの府営住宅では、日本では珍しい「囲み型配置」が採用されたため、西向きの棟ができることになり、西日緩和対策として日よけがつけられました。初期には写真のように赤や青の日よけがあったようですが、たぶん補修品を揃えておく手間を減らすために、いまは緑の濃淡のものだけになっています。ああ!健ちゃんさんが昨年の「千里ニュータウン展」に来ていれば、この日よけが展示してあったのに…!
ありがとうございました。「穴」が埋まりました。
子ども心にあの日除けテントを見る度に、何故か未だ行ったことの無いイタリアをイメージしてました。結構おしゃれだったと思いませんか?
実は私は当時府営住宅に住んでいて、ベランダが西向きだったので日よけはありませんでしたが、向かいの団地に日よけがありました!うん、子供の頃、確かに少しうらやましかったような・・・。母は「西向きだから、寒い。南向きの団地はストーブもあまり使わないそうだ」なんていつもこぼしていたから、私が独立して住居探す時は「南向き」がファーストプライオリティです。
日本の団地で圧倒的に多いのは「南面並行配置」という、南向きに棟を平行に並べるやり方。でも千里ニュータウンでは棟の並べ方ひとつとっても試行錯誤があり、とくに府営住宅ではヨーロッパに多い「囲み型配置」が多く採用されました。つまりこの日よけは千里ニュータウンならではの特徴なのです。当初から激論があり、実験もして西向きの部屋は「1℃だけ」室内温度が上がると出たそうですが、日本の夏の湿度で「1℃の差」はけっこう大きく感じられる…ということは、住んでみた人の声を聞かないとわからなかったそうです。…という機能性の問題はあったものの、たしかに「千里ニュータウンのまつげ」!いい名前ですね。