
藤白台にちなんで家にもフジがあるといいな~と思っていたところへ、2年前にいただいたフジの鉢植え。庭に下ろすとフジは根がどこにでも入り込んで家を壊しますよ!と詳しい人に注意されて、鉢のまま抑制しながら持ち続けることにしたのでした。
去年の春は咲かず「やっぱり鉢のままでは咲かないのかな…鉢を大きくしていくとキリがないし…」と迷いつつそのままにしていると、今年の春は、咲きました!さらさらと風に揺れ、まことに優雅です。「藤色」というのはデザインに使おうとするとすぐに葬式ぽくなってしまい、これもまた難しいのですが、自然のフジの色は実に上品です。昔から日本人が好んできたのがよくわかります。サクラと新緑の間を埋める出番の絶妙さも、好まれてきた理由かもしれません。
藤棚が造れたらとあこがれますが…ガマン、ガマン。家を犠牲にはできません。
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