北千里駅前ロータリーの卵形のオブジェ。
去年のクリスマスシーズンはブルーのデコレーションでしたが、今年は赤と緑のデコレーションで囲まれました。この卵、1994年の大リニューアルのときに登場しましたが、聞くところでは「何かが生まれる始発駅」というイメージで卵形のオブジェにしたんだそうです。ほんとに何かが生まれるといいですね~。
北千里駅前のデザイン、オリジナルの姿はオブジェにしても少しクールなぐらいのモダンさが強調されていたようですが、リニューアルの時にはむしろ温かみが加えられたような気がします。それは「ニュータウン」というものに対するイメージの変化なのかもしれません。(ギリシャ風のモチーフをもちこんだのは「なんで北千里でギリシャ?」となじめないですが…)
この卵も、登場してからもう15年もたってしまいました。よく見ると噴水のノズルのようなものに囲まれていて(この写真では写っていません)、卵が水しぶきの中から出現する…という演出ができるようになっているのかもしれません。北千里駅前は北側に向けてゆるい斜面になっていて、卵の周囲からロータリー入口に向けて水路が続いています。ノズルから水が出てるの、見たことないですが…。駅前のあれやこれや、毎日見慣れているようで観察するとけっこう謎を秘めています。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (2)
私も先日見て、ビビ、ビックリ!
なかなか、オッシャレー、だれのアイデアだ・・・
そして、「大事にされているな・・」と、
計画に関わった者として、ちょっと嬉しかったです。
「なぜ卵?」という私の疑問に不良中年さんが「始発駅だから…」と答えてくださったので、すこし親しみがわきました。半熟なのか固ゆでなのか、ダチョウなのかウズラなのか…??