今頃は雪に埋もれていることと思いますが、この写真は去年8月に撮ったもの…
こちら、一般の戸建のお宅の庭なんです。恵み野ではどのお宅もこんな感じ…というのは言い過ぎですが、こんなお家があちらこちらに…花いっぱいで、しかもオモテの道に見せるように庭が造られていることがわかるでしょう。手入れも大変なことと思いますが、サービス精神満点です。お家によっては庭の中に入れていただくこともできます。町の喫茶店では「ガーデンマップ」が配られていて、見せていただくことができるお家の一覧や、訪問の際のルール、マナーなどがわかりやすく書かれています。「例・チャイムを鳴らさない。ヒールの靴は履かない。花を分けてくださいと言わない。など…」
恵み野がこうなったきっかけは、1990年に恵庭市が「花とくらし展」を開いてニュージーランドのクライストチャーチの例を住民が知ったこと。庭造りコンテストをやっているらしい…それでガーデン・シティと呼ばれるようになったらしい…ガーデン・シティ…「恵庭」って名前、そのものじゃないか!私たちも、やってみようか?
…と思い立って実行してしまう住民もすごいですが、行政の「しかけ」も的確だったと言えるでしょう。「ニュータウンは似た世代の核家族が多く入って普通の町より早く高齢化するから、何か活性化の工夫をしないと…」と、かなり早い段階で手を打った慧眼はスゴイ!と思います。(つづく)
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