藤白台と万博
- 2007/9/27
- 藤白台, 万博
- まちの記憶, イベント
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藤白台の歴史で一大事件は、やはり1970年の万博に尽きるでしょう。
地元吹田の中でも藤白台は、万博会場の隣り!でしたから、境界線上で考えれば、まさに徒歩1秒の隣人!…という言い方はやや広告屋めいていますが、自宅から万博西口まで、小学生の足でも徒歩30分はかからなかったと思います。日本中の親戚が泊まりに来ました。とくに9月に入ってからは、夏休み後の短縮授業であいた午後を利用して、毎日のように行きました。午後5時からの夜間割引を使うと通常券の半額で入れ、地元の人間には有難い割引でした。
会期後半には口コミでどんどん待ち時間が長くなってしまい、全パビリオン制覇!は残念ながら出来ませんでしたが、外国館は行った日がたまたまナショナルデーで入れなかったパナマ館以外、全部入りました。2005年の愛・地球博では、まっ先にパナマ館(共同展示)へ行って35年ぶりの「穴」を埋めました。
さてこの写真は吹田市が誇る「太陽の塔」のマンホールのフタです。藤白台にもたくさんあります。ここ吹田市では、37年後の今も燦然と地上の太陽が輝いているのです。(ホンモノの太陽の塔は、藤白台からは上半分のありがた~い後姿が拝めます。)
吹田市立博物館では10/20(土)-12/2(日)、市民が地元視点で企画する特別展「07EXPO70-わたしと万博」を開催します。私も委員として加わっています。何が展示されるのでしょう?…実は私にもまだわかりません!(汗タラー…)とにかく行くしかないっ!さぁさぁ、あと24日!
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コメント (8)
千里ニュータウンと万博
私の子供時代の記憶の中で切っても切れない関係です。小学校一年生の夏、とてつもなく大きなインパクトで私の中に思い出を刻みました。
今までの人生で知り合ったほとんどの人から「万博」の思い出を聞きました。
37年前のあの頃、”将来の知人”が会場ですれ違ったり並んだ列の前後にいたのかなと不思議な感慨を覚えます。
名神吹田出口から、藤白台に向かう途中
右手に太陽の塔が見えると、
「あー千里に帰ってきたー。」って思います。
阪急に乗ると、山田までの間に横顔も見えますし
太陽の塔は、私の中では大きな存在です。
(あ、そういえば万博当時は山田駅はなくて万博西口っていう駅がありましたね。
今、セルフのGSがあるあたりかな。。。)
大阪万博の頃は、北千里駅にも外国人の姿が
多かったし、小学校にも一時金髪の兄弟?が
通ってて、校内が騒然としたものです。
私にとってもはじめての外国人との出会いだったのかもしれません。
金髪の同級生は僕の学年にはいなかった…と思いますが、忘れられないのは、お父さんが工事関係の人で、転校してきてたった1ヵ月で転校して行った男の子がいましたね。万博の前の年ぐらいだったかな。
いま地元と万博の関係をいろいろ発掘していて、右のリンク欄の「博物館ブログ」で「わたしと万博」という連載をしていますが、やはり地元は関わり方が深くて多様で、面白い!ものすごくキョーレツな半年間だったことをあらためて感じています。
展示用に万博を背景に撮ったスナップ写真も集めていますので、何かありましたら吹田市立博物館まで送ってください。複写を展示しますので原版はお返しします。
万国博西口駅のことも、書かないと…。
「博物館ブログ」、ちょっと見ていないうちに増殖してすごいですね、熱いです…。このマンホール、昔から大好きなのです。デフォルメされた太陽の塔がかわいい。このお花はつつじ?桜のイメージなのですが、ちがいますね。EXSPO話は凄すぎて拝見しているだけですが楽しそう。そんなことがあったのかぁ、なんて享受させていただきます。
吹田市の花はサツキですので、この吹田市のマンホールもたぶんサツキだと思います。…って、ツツジとサツキの違い、よくわかってないんですが…。「博物館ブログ」はいろいろな人が書いていますから、個人ブログとは違った迫力があるでしょう…。(右のリンク欄からどうぞ!)
Yahooを見ていたら、同時期(10月1日~)に大阪で「コナモン博覧会」がおこなわれるようで、万博展とリンク(コラボ?)してみてはどうなんだろうか、と思ってしまいました。関係者の中に石毛直道先生なんかもいらっしゃるようです。いかがでしょう?
藤白台小学校のわたくしの教室の窓からソ連館が見えました。
ソ連館が基部から頂点へ向って生長していく様子を毎日眺めておりました。
万博開幕前に太陽の塔まで同級生の皆と参りました。お祭り広場の階段を歓声をあげて駆け下りる場面を撮影いたしました。
開会式の当日、その開会式を放映する番組の最初の部分にそれが流れました。
その部分は小学校のテレビで観ました。
いつもおかしな顔の表情で皆を笑わせていた同級生が大写しになりました。
期間中、各パビリオンでもらえるバッジを蒐集するのが流行ったりいたしました。
わたくしもいくつか持っておりましたが、今ではそれらはどこへいったことやら。
パビリオンでもらったパンフレット等もしばらくはダンボール箱に入れて(そう、ダンボール箱に入れるぐらいの量!)保存しておりましたが、やはりこれらもいつのまにかどこやらへ。
夕方からの半額券で何度も入りました。あの半額券はうれしいものでございました。
小学生のわたくしにとりましては驚異と夢の世界でございました。
ソ連館!見えましたね。ソ連館、古河館、エキスポタワー…竹林の向こうは別世界でした。
ところで万博展につきましては目下鋭意突貫工事中でありまして、あと3回しか週末がないのでありまして、「コンナモン!」と言われないように必死のパッチでございます。NT展の悪夢が甦ってまいります。ああ…