古い封建的な町の話だと思っていた現象が、ここ千里ニュータウンでも起きてしまいました。
世間的には本日行われている大阪府議会議員選挙。吹田市選挙区は定数4に対して立候補者4で「無投票」となりました。ポスターボードの余ったスペースには「無投票」を知らせる貼り紙が…。宣伝カーでも「府議会議員選挙は無投票です…」とスピーカーで言って回ってました。
ふつう選挙管理委員会は「投票に行きましょう!」というお知らせをするものですが、今回に限っては「間違えて投票所に行かないでね」という告知をしているわけです。たしか前回までは、いつも定数4に対して立候補者が5人出る激戦区と言われていたはずですが…。
どうなんだろこれ?要は「議員になりたい人が少ない」ってことで、その熱の低さが(選挙がなくなるという形で)有権者の無関心につながる…という、あまりいい現象だとは思えないのですが。大阪府を担うのは、そんなに「皆がやりたくない」仕事なんでしょうか?知事選でも東京はいつも候補者が花盛りなのに、大阪府ではやっとこさっとこ候補者を探してる感がありますが…ヤバイぞ大阪!

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コメント

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  • コメント (2)

    • oka
    • 2007年 4月 09日

    うちの選挙区(高槻・三島)では、「このままでは無投票になってしまうので・・・」という理由で、ほとんど得票の見込みのない人が立候補しておられました。軽バンで地道に選挙区を回っておられましたので、なかなかの正義漢(?)だな、と思っておりました。
    それにしても無投票はいけませんね、無投票は!
    ではでは。

    • 奥居武
    • 2007年 4月 09日

    大阪府では12もの選挙区で今回「無投票」だったそうです。オトナがこういうことをやっていると、そのうち子供が学級委員の選挙で「無投票ごっこ」なんか始めてしまうかも…?せめて4/22の市会議員選挙は棄権しないで投票しよう!

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