
万国博と言えば、万国旗!建設費の高騰や間に合わないといった事情で断念した国もあるとはいえ、今回は過去最多の159の国・地域が参加しています(日本を含む)。70年万博に比べると2倍以上の数。それだけの旗が並んではためく景色は、やはり壮観です。
70年の時(小学5年生でしたが)国旗に興味を持って、夏休みの自由課題に万国旗を色鉛筆で作ったなあ。日本はずっと日の丸で「国旗は変わらない」というイメージがありますが(それでもマイナーチェンジはしています)、アメリカの星条旗は州が増えるたびに変わっているし、国自体が独立したり分かれたり革命があったり…その変化に気がつくとどんどん面白くなって深入りしてしまいました(オタク気質はその頃から)。この55年の間にもソ連が15の国になったり、チェコとスロバキアが分かれたり、アジア、アフリカ、太平洋の小さな国が独立したり…そういう事情もあって「国の数」は増加傾向にあるようです。ドイツやベトナムのように「統一で減った」例は少なく、それだけ難しいということでしょう。
そういうことに気がついただけでも、個人的万博体験としては、すごく価値のあることです。インターネットで何でもわかるなんて、とんでもない。私たちはまだ全然世界を知らない。はためく万国旗と向き合っているだけで、世界に生きている感動が胸に迫ってきます。
(ところでこんなにはためいているのは「風が強い」ということで、天気がいい日でもやっぱり海に突き出した突端はいつもびゅうびゅう吹いている感じがします。リゾートなんかになるんだろうか?)
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2025年 4月 25日トラックバック:旗に見る「世界の今」 | アラウンド・藤白台
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