ささやかな改良(阪急バス)

電気バスの千里ニュータウン線への投入は、ご近所的には「かなり派手」な話題と言えますが、一方でこのようなささやかな改良も、昨年12月18日から行われています。

千里中央の5番のりばから出る「粟生団地、外院の里方面行き」の30番、55番、56番、59番、60番、62番、66番などの系統。これらは路線開設以来(もう40年ぐらい?)箕面方面直行客専用ということで「北千里」で下りることができませんでしたが、下りられるようになりました。

藤白台、古江台、青山台などに向かう便ののりばは近くにあるので、「北千里まで行けたらあとは歩いて帰れるんだけどな」という人には選択肢が増えます。

逆に粟生団地、外院の里などから北千里を通って千里中央に向かう便では、依然として北千里から乗ることはできません。北千里では「下りるだけ」。この方向のバスはバスロータリーに入らないからでしょう。

大阪大学外国語学部が粟生から箕面船場に移転して学生がこの路線に乗らなくなったり、コロナで旅客動向が変わったことの影響もあるでしょう。小野原東方面に行く系統は、以前から千里中央-北千里間でも(その間のバス停でも)乗降ができましたが、千里中央ののりばがすごく離れてるんですよね(12番のりば)…なので代わりの選択肢になりません。

バス会社もコロナ禍でえらく大変だと聞きますが(元からの運転手不足+路線バス以上に高速バスの落ち込みが激しい)、郊外の町を維持していくのに路線バスは「生命線」と言えますから、工夫して、がんばってほしいです。

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