3月のことですが、1966年から藤白台の南端に陣取ってきた吹田市北消防署が南千里駅前の「総合防災センター」に移転統合され、解体工事が始まっています。北消防署の跡地には「北千里出張所」が新築中…今は裏手の仮庁舎が機能をつないでいます。

旧庁舎、古くなっていましたから…小学生のころ（半世紀以上前！）に社会見学に行った頃からずっと同じ建物で、消防署が同じ町内にあったのは心強かったけれど、大きな地震でも起きたら大丈夫なのか？と心配になるような古参ぶりでした。南千里の新庁舎は市役所の南千里庁舎とも一体化され、すごく立派になりました！

「南」千里駅前に「北」消防署があるというのは慣れないですが…この「北」は吹田市全体の北という意味ですから。この建物は五月が丘南にあった「中消防庁舎」の機能も引き継いでいます。南千里駅のホームから訓練風景が見えるというのが話題になっています。

この場所は…1970年まで…南千里駅のバスのりばがあったということを憶えている人ももう少ないのでしょうね。千里ニュータウン中へ向かう路線バスが、この場所から発着していました。バスのりばが改札と一緒に津雲台側へ移ってからは、駐車場やマンションギャラリーなどに使われていました。

さて…藤白台の「北消防署」跡は、「北千里出張所」になるわけですが、交差点名やバス停名に残っている「北消防署前」はどうなるのでしょうか？