
万博はテーマパークではなく世界サイズの学習と交流の場…といっても、子どもや家族と一緒に行ったら、楽しい充実感も欲しいですよね。そんな時におすすめしたいのがシグネチャー館の一つ、中島ちさ子さんプロデュースの通称「クラゲ館」です。
盛り上がった小高い丘のような展示館の上にクラゲ状の屋根がのっかっている構造なんですが、展示館の上、屋根の下の大きな円形空間までは、予約なしでもアプローチできます。屋根があるので夏場には貴重な逃げ場になるかもしれません。この空間が…楽しいのです!「シグネチャー館は予約が必要」と多くの人が思ってしまっているし、外からは見えにくいのですが、意外な遊び場が会場の真ん中に隠れていた…という感じです。子どもがきゃあきゃあ言いながらはしゃいでいる感じ。
予約をすると展示館の上から入場して、下りてきて地上に出る…という順路。中はどうなのか?「動ける服装で行くといいですよ」とだけ明かしておきましょう…。
昔の万博と違って、今回は万博に付随した「遊園地」がありません。(いつからそうなったのだろう?万博の規定が変わったことと関係あるのかな?)外に立派なテーマパークがある時代ですからね…。しかし「カラダを使って自己を解放する」のは、とても真っ当な「いのち輝く」のバリエーションだと思いました!
この自由さ。「仮設だから振り切ってやれる」良さもあるんじゃないでしょうか。万博の建築は「終了後、撤去しなくてはならない」規定になっているそうですが、それは今も移動遊園地のような考え方を引き継いでいるのかもしれません。
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