若い国の勢いを感じる(インドネシア館)

今万博で話題になっているのは…インドネシア館の「ヨヤクナシDJ」でしょう。若いスタッフがノリノリで「ヨヤクナシデ~スグハイレル!」と呼び込みをやっているのです。僕が先日行った時は多少混んでいたので「ススンデ!クダサイ!ススンデ!クダサイ!」というバージョンに変わっていましたが、待っているお客さんも大喜び。ネットでも動画が上がっています。

70年万博の時も長蛇の列のアメリカ館のお客さんに、スタッフがギターで歌って楽しませていた…という記憶がありますが、こちらはもっと即興的で、セリフもその時その時で変えているようです。ラップに近い感じでしょうか。

そういうのも、万博の「みもの」の一つです!インドネシアは人口の約半数が30歳未満という若い国で、人口は世界第4位(約2.7億人≒日本の2倍)。国土の東西幅は北米大陸に匹敵するという「これからの大国」ですが、そういうパネルを見ても忘れてしまうけれど、こんなパフォーマンスで迎えられたら、その元気はなかなか忘れないでしょう。

万博会期も後半になり、はじめのころは硬かったスタッフもいい意味で崩れてきて、こういう「現地パフォーマンス」が生れてくるのが楽しいところです。(インドネシア館は4月も行ったのですが、その頃にはこんなパフォーマンスはまだ生れていませんでした…)

後半の万博、絶対に混んでます!(すごい猛暑とかすごい雨の日だったら別だけど…)それでもこういう「こなれたサービス」に出会えるのは、後半ならではの楽しみです。お祭りですからね。

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