EXPO2025開催まであと252日。千里の万博レガシーも気になるが、夢洲の万博工事も気になりますということで、やってまいりましたここは夢洲。私は正真正銘の「一般人ミーハー」ですので、一般交通機関を使ったツアーに乗りました。合法的に入れる最前線までです。木製大屋根が遠望できます。手前にフェンスがあってこれ以上近寄れません。大阪ガイドの「たけちゃん」の話によれば、「先週は道路の白線が引けていなかった!」とのことで、一歩一歩進んでいるようです。夢洲の一部までは、特別な許可なく一般車やタクシーで入れます。有料道路料金などもありません。(歩いて行くのは大変だと思う…。)
最前線のフェンスには「タクシー絶対進入禁止」と張り付けてあり、タクシーで見に来る人も一定数いることが窺えます。湾岸も中のほうに入ると、西に突き出た形になりますので六甲山が意外と近くに見えるのが気持ちいい。
工事の人たち用のコンビニもあります。店舗は通常サイズですが、トラックのお客さんが多いので駐車場がやたらと広大なのが特徴と言えば特徴。夢洲にはこれ1軒しかないので、まさに「オアシス」と言えるでしょう。バイトの募集も出ていますよ!
夢洲の手前は舞洲(まいしま)。こちらは埋立地としてすでに30年以上の歴史があり、夢洲から帰ってくると街路樹も育っていて「落ち着いた街並み」に見えます。テニスコート、流通センター、オリックスの練習場…の中で異彩を放っているのは…ややっ!…万博のパビリオンでもUSJでもなく!…ごみ処理施設「大阪広域環境施設組合舞洲工場」。オーストリアの建築家「フンデルトヴァッサー」のデザインです。大阪市の市章「みおつくし」も乗っています。…よく議会を通ったなあ…。もうこれが万博のパビリオンでもいいような気がしてきた。万博のパビリオンの「プレハブ化」が責められていますが、恒久的にに使う建物にこういうとびぬけたデザインを採用すると、これはこれで批判論が出るんですよね。僕はいいんじゃないかと思います(メンテナンスコストは気になるが…)。既存のコンテキストがない広大な埋立地で、こういう冒険もする面白さもあってこそ「都市」ではないか。予約制で一般見学もできます。舞洲までは路線バスでも行けます。
万博開催まであと252日、湾岸はどのように変わっていくのでしょうか。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。