万博ナショナルデーを楽しむ(カザフスタン)

万博全館見てしまったらもう行かないんですか?と聞かれたんですが、そんなことはありません。(8月5日、全館制覇しました!※同じ館内の複数のコースとか期日限定のイベントや日替わり展示まではカウントしていません。)

8月10日は2017年に万博を開いたカザフスタンを応援する気持ちで、1日、同国のナショナルデーを楽しんできました。万博は開催中に参加国ごとに1回、文化やエンターテーメントをクローズアップして紹介する「ナショナルデー」が設定されています。この「ナショナルデー」は、過去の万博でも毎回行われています。

カザフスタンは首都アスタナで活発な都市開発を行っており、マスタープランを描いたのは黒川紀章氏。2017年の万博をきっかけに訪問して、万博とニュータウンを満喫し、現地で大変お世話になったのです(その時のレポートは→こちら)。そのカザフスタン、今回はコモンズF館で出展していますが、真摯な展示が好評で、ある日はコモンズなのにカザフスタン専用の列までできていました。

ナショナルデーのイベントは10:00、大リング下のパレードからスタート!同国のエンターテナーやスタッフの皆さんも誇らしげです。(エンターテナーのコスチュームがロールプレイングゲームのようだとネットで話題になっているようです。)

11:00からはレイガーデン(ナショナルデーホール)でセレモニー。ここは半屋外ですが、両国の国歌演奏や政府代表の挨拶もあってあらたまった気分。同国のダンスや音楽も披露されました。

夕方18:30からはシャインハットでコンサート。西洋と東洋の要素が混在した独自の楽器も面白く、重量感のあるサウンドに気分も高まります。このような機会でないと、日本で聴くチャンスはないのではないでしょうか(カザフスタンまで行っても、いつでも聴けるものではないでしょう)。※昼間には屋外のポップアップステージでの演奏もありました。(プログラムの構成や内容は国によって異なります。)

一流の人たちによるライブの文化ステージというのは、やはり伝わるものが違います。誇り、喜び、哀しみ…シルクロードのかなたにあるはるかな国の物語に思いをはせながら、あっというまに1日が終わりました。万博、知らない世界をいろいろ教えてくれます!

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