千里中央駅と万国博中央口駅、さらにキエフ

万博トリビア。写真は現在の千里中央駅ですが、天井の蛍光灯が建物に対して45度角度をつけて設置され、「簡素でモダン」なデザインになっています。一方リンク先は最近アップされた記事ですが、万博期間中だけ設置されていた北急「万国博中央口」駅。やはり天井の蛍光灯が45度角度をつけて設置され、千里中央駅と同じデザインになっていますね。

それだけのことですが、48年前に半年間で消えた万国博中央口駅と、万博終了翌日から48年間使われてきた千里中央駅の類似点に気がついている人はどれだけいるだろう?というネタです。

ちなみに千里中央駅は万博期間中だけ千里阪急ホテルの前あたりの中国道上り線敷地に「仮駅」としてあり、万博終了翌日から今の「本駅」に移りましたが、「本駅」も地上の商店街(現在の「せんちゅうパル」)と一体構造になっているため、万博前に造っておいて半年は地下で眠っていました。つまり万国博中央口駅と千里中央駅(本駅)は並行して造っていたということです。

万博終了後、撤去された万国博中央口駅から外したエスカレーターを千里中央駅に持って行ったという話をどこかで読んだか聞いたような気がしますが元が思い出せません…

さらに蛇足を加えると、こちらのリンク先は団地マニアで名高い大山顕さんによるウクライナはキエフの地下鉄レポートですが、長いページの中頃、「西の終点アカデミステーチュコ駅」が「千里中央駅だ!」と紹介されています。大山さんは島式の地下ホームの上層両側に商店街がある構造が「千里中央駅だ!」とおっしゃっているのですが、ここでも天井の柄が45度角度をつけていることまでは、単に偶然なのでしょうか?

この投稿は2018年11月17日~21日にfacebookに投稿した文章・コメントに加筆したものです。

関連記事

コメント

    • もも
    • 2021年 5月 06日

    こんにちわ。

    ブログ主様は万博当時をリアルタイムでご存じだったのでしょうか?
    その頃から千里にお住まいですか?

    半年間だけ使われた千里中央仮駅と万国博中央口駅。
    今でも何かの痕跡を見ることは出来ますでしょうか?
    仮駅へ行く路線は、桃山台から一旦地下に入って仮駅手前でまた地上に出て来たっていう話を聞いたことがありますけど、これは正しいですか?

      • 奥居武
      • 2021年 5月 07日

      はい、70年万博の会場が千里丘陵に決まる前から住んでいます。千里中央仮駅の痕跡は、千里阪急ホテルの前から上新田にかかる「北新田橋」の途中に見られます。橋を北から渡り始めて右手(西側)すぐのあたり、不自然なでっぱりがありますが、ここに仮駅舎が接続していました。いったん西側に階段で下りて、折り返して東側に下りて、橋をくぐってホテルの前あたり、中国道の東行き車線のホテルの前あたりにホームがありました。仮駅への線路は、桃山台からではなく、今と同じ位置で地下に入って、地下で今の線路から右に分岐し、仮駅直前で地上に出ていました。この「地下内分岐」は電車が千里中央に着く直前で進行方向右手の車窓を見ていると、トンネル内の蛍光灯が右手にも分かれていくのが見えます。「産業遺産JAPAN」という本に、内部の写真が出ています。万国博中央口駅は現在のニフレル前から太陽の塔前にかかっている人道橋(中央橋)の西側に接続していて、駅の跡地が中国道の料金所のふくらみになっています。

        • もも
        • 2021年 5月 07日

        北新田橋、何かで写真を見た気がします。
        今は封鎖されてる、橋の右側の出っ張りから、駅に下りて行ったんですね。

        地下内の分岐は今でも見えるんですか。
        蛍光灯まで灯されてるっていうことは、何かに使われてるんでしょうか?
        反対側(千里中央側)は埋められてしまってるんですよね。

        ありがとうございます。
        コロナが少し落ち着いたら、行ってみたいです。

          • 奥居武
          • 2021年 5月 08日

          北急トンネル内の「分岐のしっぽ」は、訓練等の際には使われているそうです(「上新田隧道」といいます)。電車内から見ることしかできませんが、チェックしてみてください。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

好評発売中!

樹林舎刊の写真集『吹田市の昭和』の千里ニュータウン部分を中心に、コラム執筆や写真のアレンジ、事実関係の確認などを担当しました。限定1,500部。書店でお申し込みください。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの最新状況がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。2013年版も在庫があります。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る