大きな手 小さな手

評議員を仰せつかっているので、母校の藤白台小学校の卒業式に呼んでいただき、行ってきました。第61回だそうです。ニュータウンの新設校だったのに(僕は7期生…1年から6年までフルで通った2回目の学年でした)、もう、ほぼ2世代分に近いほど歳月が流れました。僕の時の卒業式も、同じ3月18日でした。

いい式でした。僕が5年生の時に体育館と一緒にできた校歌も変わっていません。歌詞が「~藤白台小学校」ではなく、「~藤白台」で終わるのがいいのだと、ある時の自治会長は言っていました。地域の歌のようにも聞こえるからです。3番の出だしの「大きな手 小さな手~」という歌い出しでは、子どもたちを見守ってきた61年間の先生や地域の親たちの顔も浮かんで、不覚にも目頭が熱くなりました。

厳粛な中にも校長先生の式辞が3択のクイズになっているという斬新な企画もありつつ、退出時には卒業生全員が担任の先生4名とハイタッチして出ていくというあたりが今っぽかったな。緊張していたらしい6年担任の先生方も、とても晴れやかな顔になっていました。

教室で最後の時間を過ごしたあと、校庭では大人たちが作った花道の中を卒業生が出ていきます。まさに「大きな手 小さな手」です。背景も団地からマンションに変わったけれど、ずっと変わらず温かい感じがするのは「住区の真ん中に小学校を置く」というニュータウンの設計思想が効いているような気がしました。

※今になって気がついたのは、この校歌の歌詞、「箕面」と「千里」は入っているのに「吹田」はないんですよね(吹田市立なんだけど…)。見える景色から素直に作ると、たしかにこうなるんです。

校章が傾いてホームページに掲載されているのは、間違いです!この校章は「笑い顔」のようにも見えるので、いつか誰かが「遊んで」傾けて使ったのが継承されてしまったらしい…。ホームページにこの状態で載せるとこれが正規だと勘違いしてしまうので、訂正を申し入れました。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

好評発売中!

幕末から大阪・関西万博まで。日本と博覧会の関わり・ウラオモテが多面的にわかる!貴重な図版多数。1970年当時の万博少年として、私の証言も採録されています。こちらから購入できます。

好評発売中!

ランドスケープの観点から「万博レガシー」を考える特集号。超豪華メンバーにまぜていただき、千里万博の近隣住民として60年にわたり変化を見てきた私の講演録も出ています。こちらから購入できます。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの全域がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る