コロナ禍も2年を越えて、いろんな変化がじわじわと迫ってくる感じですが…近くのバス停で見て驚いたのがこれ。4月から、始発が23時を越える便は「運賃が2倍になります」というお知らせです。つまり220円の均一運賃は、440円になるということ。
これに該当する便は、このバス停では平日の1便だけですが…阪急バスのサイトを見ると、この処置は全社的なもののようです。タクシーよりは安いが、通常のバス運賃よりは2倍。
千里ニュータウン内のバス路線は、昼間はコロナ禍前とほぼ同じ混み方に戻っているようですが、深夜の利用客は減っているのでしょうか。それともこれは、コロナ禍前からのドライバー不足への対応策もあるのでしょうか。
深夜便を、なくしはしないが2倍の運賃にする。仕事でどうしても帰りが23時を越えてしまう人には、痛そうです。定期を持っている場合は、差額を追加で取られるそうです。(レトリックとしては、かつて都心から郊外に向けてあった0時~1時台に発車する「深夜バス」…2018年に廃止されています…の運賃体系を23時台まで「拡大する」という言い方になっています。)
バブルの頃には「これからは24時間都市だー!」なんて言って、東京の都心では実際そういうバス路線も登場しましたが、今はそれもなくなっているようです。まして大阪の、まして千里では…。
「深夜は家に帰って寝るのが健康」では済まないものを感じます。
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