この前の日曜日は、北公園~中央公園~南公園~山田~阪大~北千里~北千里小学校前を歩いたあと、電車で千里山まで行って、千里山・佐井寺図書館(通称:ちさと)で開かれていた千里山こだわり展に行ってきました。(用事の順番でどうしてもこうなってしまったのですが、この日はすっごく歩きました!)
展示会の内容はこちらこちらでご覧いただくとして…桜満開の千里山は風格満点!会場の建物は古くからの小学校校舎を数年前に全面改修したものです。こんな立派な建物、千里ニュータウンにはひっくりかえってもありません。
前にも書きましたが、千里山住宅地は大正時代に駅の西側が開発され、おりから関東大震災の直後とあって、首都圏から逃れてきた知識層やホワイトカラーが多く住み着きました。戦後、1957年からは駅の東側に公団千里山団地の入居が始まり、住民のプロフィールから言っても千里ニュータウンの大先輩と言うべき町です。
しかし千里山の歴史はまもなく90年、千里ニュータウンはやっと47年…およそ倍近い開きがあり、やはり町の「こなれ方」はとてもニュータウンはかなわないものがあると感じました。戦災もくぐり、2度も3度も世代交代を経験した千里山と、やっと初めて世代交代を迎えようとしている千里ニュータウンと…。人のたたずまいが「練れている」ような…と言ったら、「いや、枯れているだけですよ~」と千里山の方は笑っておっしゃるのですが…そう、ニュータウンの人は枯れてない…高齢化してても「青い」!伝統がない町で長年暮らした人たちは、年齢に関係なく、「歴史観」や「伝統観」が稀薄になるのかも…。
展示の内容も、ニュータウンでやったら高度成長期のアレコレや都市計画の側面がもっと強く出そうなものですが、こちら千里山ではもっとマイペースな個人の「こだわり」の品々、家々のお宝が多かったようです。(教育勅語なんかも出てましたが、千里ニュータウンだったらやはり絶対出てこない展示品でしょう。)
似ていて違う、千里山と千里ニュータウン。隣町探検は、面白いです。

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