
4月13日の万博開会日が荒天だったため中止となり、諸般巻き直して7月12日と13日にやっと実現したブルーインパルスの展示飛行。(70年万博の時は小学校の校庭から見上げたような記憶があります。)今回は春の練習の日に自宅から見えたのでもういいかな…と思いつつ、大阪はどこも「すごい人出だった」という話を聞いて、人々の反応も含め見に行ってきました。
順が逆になりますが、1枚目は2日目、13日の「ふじのき公園」(藤白台小学校の裏山)。30人ぐらいいたでしょうか。見渡すと、マンションのルーフバルコニー、団地の階段やベランダ、いろいろな所で待っている人が見えます。ここは「千里万博の隣町」で、場所によっては太陽の塔も見えるんですが(昔はもっとよく見えた)、夏は木が繁っていることもあり、ここから1枚に収めることはできません。それでも、地元の人しか知らないこんな場所でも、この人出です。ご町内とはいえ知らない人ばっかりでしたが、何か一体感があります。

2枚目は1日目、12日の「千里中央公園展望台下」。春は渋滞していたと聞いていたので、バスで行って「古江台五丁目」から歩きましたが、もう、とんでもない人とクルマでした。この展望台、2018年の大阪北部地震以来、上には上がれなくなって7年。真下のお立ち台も入れません。なのにこの人出…皇族が来た時以上かもしれません。クルマのナンバーを見ると「神戸」とか「尾張小牧」とか遠方ナンバーも見えるので、ネットで情報が流れたのでしょうか?たしかにニュータウンから千里万博が見える高台なのですが(だからここに展望台を建てた)、今は展望台は入れないし、植栽も大きくなっているので見晴らしには少々難があります。どうやってここを知ったのだろう?展望台が入れなくなってから中途半端な状態が続いているんですが、ちゃんと整備すれば集客の可能性はありそうだと感じました。
人の集団には「コミュニティ」と「アソシエーション」があり、前者は「地理的・自然発生的」、後者は「目的的・意志的」…だから阪神百貨店のフードパークの行列はコミュニティではない、と教わりましたが、この人たちはどちらでしょう?ブルーインパルスを見るために(遠くからでも)集まっているので目的がありアソシエーションと言えそうですが、近所の裏山に集まっている人たちはコミュニティっぽくもありました。「地域の絆」も感じたからです。

ブルーインパルスは数秒で飛び去って行ってしまいましたが、これだけの人をまとめる力があるというのは、やはりすごいことだと思いました。スターですね。大阪を飛んだのは1990年の花博以来…つまり35年ぶりだそうですが、次は35年も待たせないで、また来てね。
コメント
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ブルーインパルス大好き
20年前小松基地航空祭に息子と行き度肝を抜かれ全国の航空ショーのブルーインパルスを見てきました。特に読売旅行の福知山営業所のツアーの女性添乗員が来るイベントが安く詳しく人気で、ゼロ泊3日、新田原基地のに参加しました。南港から往復と向こうでのバス、弁当付きで9800円でした。小松基地に移りましたが、新田原基地には飛行教導隊、日本のトップガンがあり大人気でした。
さて、今回のブルー。3月はエキスポシティでみました。7月12日は西山田のカナートの向かい、ふらっとサロンのはいるマンションの5階の廊下に知り合いがいてサロンセブンブリッジの会12名でぞろぞろ見せて貰いました。正面に太陽の塔のアンテナや観覧車が見える位置です。
いやあベストポジションでした。
13日は五月が丘ふれあいサロン手話の会の最中、前の駐車場でみました。あのミルフィーユ本店の裏です。
びっくりしたのは
目の前のマンションの屋上、柵もない屋上に50名はいたでしょうか
マンションの計らいでしょうか
ブルーインパルスよりその光景がすごかった(笑)
これも、綺麗にみえました。
特に感慨深いのは、この関西万博の飛行にあわせ、3年に一度の勤務変更をここにあわせ地元を自分が飛びたいと山田出身の3番機のパイロットがいたこともここいらの地区のかたがたが見るモチベーションだったかと
おもいます。
まあ、大阪人がこんだけみた。
それは、ただやから(笑)
でもあるかもしれない。
エキスポ70、花博でもこんだけの人は見上げてない。
よかったとおもいます。
ベースを初めて民間の空港をつかったのもよかった。