「青春桜」の物語
- 2009/4/10
- 万博
- まちづくり, まちの記憶, 自然
- 8 comments
まちびらきから47年が経過し、いまや千里ニュータウン周辺はどこへ行っても桜、桜、桜…の見事さですが、なかでも迫力満点なのが万博公園。
山田駅近辺から中央環状越しに太陽の塔を望んだアングルは、大阪とは思えない広い空に、どこまでもつづく桜の堤が向き合い、「絶景」と言ってもいいでしょう。
この部分の桜には、実は「物語」があります。高度成長期、大阪には「集団就職生」をはじめ、大勢の若者が地方から集まってきました。故郷を離れて「つながり」を求めた若者たちは、大阪で万博をやることになって「僕らも何かの形で参加したい!」と…つづきはこちらをご覧ください。当時このプロジェクトに関わっておられた本人の「熱い言葉」です。この桜は、万博が終わって公園にした時に植えた桜じゃないんです。植樹からちょうど40年、かつての苗木はこんなに立派になり、若者たちも60代に…
物語を知らなくても十分胸に迫る風景ですが、知ってから眺めるとひときわ美しさがしみる桜です。
コメント
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コメント (8)
万博公園、モノレール、高速道路、そして太陽の塔。
私の生まれる前に出来た景色のはずなのに、
今だに日本最先端の景色と言うとここが思い浮かびます。
この景色には勝てませんね。
「過去形の未来」だって言う人もいますけれどね。ダイナミックなことは違いないです。しかも、どの景色要素も「人が造った」わけですからね。人間捨てたもんじゃないという気分になります。
今日(6/17)付のスポニチ(東京本社版)の社会面に「高度経済成長の象徴 大阪で対面」という写真記事が掲載されました。太陽の塔とその前の府道をJR吹田操車場跡地へ向うため通る初代新幹線0系とのツーショット写真です。地元では話題になったのでしょうか?できればてつさんのコメントも是非伺いたいです{%笑いwebry%}
見に行きましたよ!ファンが殺到して事故になっては…と思われたのでしょう、大々的な告知はなかったですが、それでも静かに情報は回ってきました。ライトアップの延長は知らなかったので、津雲橋の上で待ちました。博物館ブログのほうに一部始終が…こちらをどーぞ。
http://sui-haku.at.webry.info/200906/article_19.html
博ブロの写真見ました。岸部中交差点のスナップは迫力満点!左の建物と比べてもあれだけでかいんだなぁとつくづく感心致しました{%笑いwebry%}
全長25m。幅3.4m。ってことは…ざっと85平米になりますので都市部ではけっこうゆとりの空間、高級な物件と言えるかと思います。
聞いてたら 行きましたよぉ(^_^;
とあるマスコミに聞いたら 広報はあったが
大騒ぎになっては困ると 伏せる指示があったとか・・
でも お祭り 万博 ニュータウン好き 暇人としては
夜中でも 早朝でも 行きたかった(^^ゞ
まっ テレビや 新聞より 奥居武の投稿で 真っ先に知る事が出来たのですが
あの動画は 涙もんですなぁ だって あの団地 どこか分かるもん(^^ゞ
この「青春桜」の物語、リンク先の博物館ブログがよんどころない事情で移転したので、リンク先を修正しました。クリックしたけど読めなかった~という方、お待たせしました!(うまくいかなかったら再読み込み↓↑してください。)いい話なんですよこれが…