いよいよ建替
- 2007/8/9
- 藤白台
- まちづくり, 団地, 建替
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藤白台の公社住宅A棟のうち、第1期の建替分にあたる4棟=A19、A20、A21、A22棟が、退去も終わり、工事に備えて仮囲いされ始めました(写真は仮囲い前の7/30撮影)。まずこの5階建て4棟が、14階建て2棟に生まれ変わります。工事完成は2009年秋頃の予定。
藤白台の公社住宅(A棟)全体の建替は3期に分けて行われ、6年後…2013年春に完成の予定です。現在のA5~A18棟の部分は高層化によって生み出す「再生地」となり、売却される計画です。
この建替を追うように、三丁目南部と一丁目北部にまたがる府営住宅B棟も2009年頃から建替が始まり、2018年まで順次建て替えられます。平成30年!
11年間、合計2000戸近くにおよぶ、藤白台始まって以来の「大改造の季節」が始まりました。この建替が藤白台にとって「いい変化」となるように、自治会を中心に話し合いが進められています。
子供の頃から見慣れていて、友達もたくさん住んでいた景色が変わっていくことは、胸にこたえる思いです。1965~67年ごろ、この公社団地が建設中のときから知っていますから…。「カーン、カーン…」という槌音が今も耳に残っています。それはたんに建物を作るということを超えて、新しい町が誕生する音でした。しかし形あるもので永遠なものはないのですから、「町の心」が変わってしまわないように、見守りたいと思います。工事の安全を祈ります。
コメント
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コメント (2)
今朝、囲いの作業をしているすぐ横を通りました。
毎朝、団地の裏でおじさんが手入れしていた
花壇もいつの間にかなくなり・・・もう今日からは囲いの中・・・なんとなくサビしかったですね。
おじさんは、もう機嫌よく新しい生活していらっしゃるかもしれないですけど(笑)
同級生が住んでいた棟も、なくなってしまうのね~~と、見上げました。取壊されるのを待つ建物っていうのもなんだかせつないもんですね。
(同級生は、とっくに引っ越していないのに、本人より私の方がセンチになってます。笑)
生粋の団地っこの私は、解体されゆく団地を見るのは・・・ちょっとつらいです。
そうですね、建替話が出る前に友達の多くは越していってもういなかったりするわけですが…「周辺住民」とは言っても藤白台に住んでいると町が変わるのをずっと見ていくことになりますから、自分の一部が変わってしまうような気持ちになります。勝手に思い入れしているだけかもしれませんが…なんだか長い留守番を頼まれたような?藤白台を離れる人、仮移転して戻ってくる人…皆が元気でいてくれるといいと思います。