建替工事が完成した新千里東町の公社住宅敷地内で…
ここでは公社住宅として建設された新棟は1棟だけですが、最新型の公社のまちづくりがどんなことになってるか?という例を見ることができます。この舗道もそのひとつ…。公社団地の「いい伝統」を生かして、敷地周辺に柵は立てられず、周囲と一体化したオープンな環境が作られています。この道は公社住民も、周辺住民も通っていいのです。舗道もコンクリを流してしまうのではなく、芝(?でしょうかこれは?)に枕木のような足場が埋め込まれ、枕木の間には地面が踏まれて凹んでしまわないように、プラスチックのチップのようなものが埋められています。
なかなか自然派+雨の日も靴が沈まないように工夫された、「いい感じ」の道に仕上がっています。高齢者や子供にもやさしい感じですね。
新しい町には新しい工夫。こういう「先にできた町」を見て歩くと、藤白台の建替も楽しみになってきます。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

好評発売中!

幕末から大阪・関西万博まで。日本と博覧会の関わり・ウラオモテが多面的にわかる!貴重な図版多数。1970年当時の万博少年として、私の証言も採録されています。こちらから購入できます。

好評発売中!

ランドスケープの観点から「万博レガシー」を考える特集号。超豪華メンバーにまぜていただき、千里万博の近隣住民として60年にわたり変化を見てきた私の講演録も出ています。こちらから購入できます。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの最新状況がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。2013年版も在庫があります。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る