じゃーん!こちらが新しくなったふじしろ幼稚園の正門。10年前の写真と、角度はちょっと違うけれど同じ位置です。園舎は平屋建てだったのが2階建になり、2倍に高層化?されました。
よく見ると門の両脇にあるユーモラスな顔がついた台形の門柱、白く塗ってお化粧直ししてありますが建替前と同じです!写真に写っている樹も工事のために刈り込んであるけどたぶん一緒。レンガをナナメに積んだおしゃれなウォールも、古いまんまの公式HPを見ると、同じモチーフを再建しています。芸が細かいなあ…建替してもポイントは昔の面影を残すようによく工夫してありますね…。木を伐らないで工事するのも大変だったはずです。建替に際してはご近所との調整もあって設計者は大変な思いをされたと思いますが、心を込めた建替になっていると思います。
団地の建替も何もかもゼロに戻してしまうのではなく、こんな工夫をしていただければ…地域の記憶はつながっているのですから。
幼稚園に通う子供も昔と違って広域化しているようですが、いい幼稚園が町にあることはとても大切です。若い家族が新しい家を探すとき、いい幼稚園が近所にあったら安心して引っ越してこれるでしょう?少子化の時代なので経営もたいへんだと思いますが、幼稚園は公立でも私立でも、地域の共有財産として大切に育てていきたいです。
一度刈り込んだ樹も、また枝をのばして葉っぱをつけていくでしょう。
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