大にぎわいの盆踊り(8/6)

「ふれあいの道」の話題がまだあるのですが、先週末にあった藤白台の盆踊りの話を先に!
8/5(金)、8/6(土)の2日間予定されていた盆踊り、残念ながら8/5は雨で中止…しかし8/6は一転晴れわたり、まさに老いも若きもの大盛況でした!屋台の食べ物もすぐにはけてしまったとのこと。
前に市民体育祭の時も書いたのですが、藤白台地区(=藤白台+上山田+千里万博公園13番地)、こういう町のイベントをやるとすごく盛況だし、子どもから高齢者まで抜けている年代がないし、準備から本番、後片付けまで仕切りはバッチリ出来上がっているし、「オールドタウンになったニュータウン…」なんてどこの話?と、感心を通り越して感嘆してしまいます。
もちろんこれは●元の面積が千里ニュータウンで一番大きい、●さらに隣接の上山田も同じ小学校区になり、連合自治会のくくりが同じになった、●一丁目と上山田にマンション群が順次出来て、若い家族がたえず入ってきている、●そこへ団地の建替も進んできて、町の中心にも若い家族が入り始めた…という条件が重なっているためで、藤白台地区は、たしかにニュータウンの中では特殊なのかもしれません。建替前の団地や戸建で高齢化が進んでいることは、事実です。(それでも戸建の自治会で会合やると、けっこう新しい人が増えてきている感じがしますが…)
あと、●小学校区が一度も分割されていないことも、「地域のまとまり」を保つうえで運が良かったかもしれないですね…。藤白台小学校、大きいんだけどぎりぎりパンクしないでこれまでやってきた。
面積が大きいと住宅のタイプにバラエティが生まれ、町のどこかにたえず「開発更新の余地」ができるので、ちょっと理屈っぽいこと言うと「近隣住区理論」はこれぐらいの大きさで区切るのがいいんじゃないか…?という考えも出てきます。
ゆかたで着飾った10代の若い子たちもたくさん来ていて、踊るというよりは屋台の行列がぐるぐるやぐらを巻いていた…という状況でした。
「これいったい、何人参加したんだろう?」という声が出ていたのですが、誰も数えていないのです…大ざっぱに見当をつけるいい方法、どなたかご存じないですか?
それとこの藤白台の盆踊り、何年から始まって今年何回目なのか?これも記録がないそうです。だから看板に「第○回」って書けない。千里ニュータウンの記録映画なんか見てるとかなり入居すぐから盆踊りはやっているみたいですが、「藤白台の」記録はありません。これも克明な記録や写真をお持ちの方、ぜひ教えてください!…というのは、かりに藤白台小学校ができた1965年の夏から始まって毎年やってきたとすると、2014年…3年後に第50回になるわけです!

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