モダンで、簡素で。

こちらも、ふじのき公園にある棚とベンチ。
千里ニュータウンのあちこちにあるタイプだと思いますが、シンプルにして軽快、実用的。ゴージャスなところはどこにもありませんが、妙にバブリーな匂いがするより、ずっとカッコいいデザインだと思います。公園って、こういうことでいいんじゃないかな。
できるだけお金をかけずに、でもモダンで魅力的なものを作ろうとした1960年代って、すごくまともな時代だったのでは?と、2009年の今にして思います。

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コメント

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  • コメント (2)

    • 健ちゃん
    • 2009年 3月 19日

    43,4年前、同じ場所でベンチに腰かけ、ヨチヨチと犬に近寄る私を笑顔でみつめている亡き母とのモノクロ写真が残っています。あのころのベンチやスツールの色は白一色で統一されていたと記憶してます。
    母に孫を抱かせてやれなかった親不孝者ですが、幼い私との日々は幸せだったのかなと、暫く写真に目をおとしてしまいました。

    • 奥居武
    • 2009年 3月 19日

    町の中のどんな小さな景色の一角にも、誰かの思い出がしみこんでいるんですよね…。公園で子供と一緒にいる時間は、親にとっても、それだけでとても大切な時間だったと思います。親孝行は順送り。いまだに独身の僕は…誰かに何か喜んでもらえたら、それでいいと思ってます。

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