
団地のベランダと言えば、人が住んでいれば「生活」が出る場所ですが…こうなると妙にコザッパリしてしまって、たしかに皆さん出ていったんだなと、しみじみ思う秋の日です。
団地で、建物があって、ベランダに何もないという風景は、考えてみたら完成直後・入居以前のとき以来、ないわけです。誰かが引っ越しても全員がカラ、ということはないわけですから…。1965年春から46年間の長い旅を終えて、生まれたときの姿に戻る。ほんとうにおつかれさまでしたと言ってあげたいですね。
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ランドスケープの観点から「万博レガシー」を考える特集号。超豪華メンバーにまぜていただき、千里万博の近隣住民として60年にわたり変化を見てきた私の講演録も出ています。

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