【蔵出し】藤白台小学校開校式(1966年2月25日)
- 2012/4/14
- 藤白台
- まちの記憶, 学校
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藤小つながりで永井俊雄さんの貴重なコレクションから【蔵出し】シリーズ第6弾をお届けしましょう!ことしで開校48年になる藤小の「開校式」の記念すべき様子です。玄関前にオルガンを持ち出して、校庭で集まっていますね…当時は体育館はなかったのです。(体育館ができたのは1970年)
これまた秘蔵の当時の「学校要覧」によれば、開校じたいは1965年4月1日ですが、約1年たって最初の年度が終わるころ…1966年2月25日に開校式を行ったとなっています。写真の子供たちはまだ寒そうな格好をしていますから、これは4月ではなく2月の写真なんでしょうね。1965年4月8日の最初の始業式では児童数191名。全学年1クラスずつ。これが同じ年度の終わりである開校式の時には児童数412名、1年生は3クラス、2年から5年までは2クラスずつになっていますから、学年途中にも団地ができて、戸建にも引っ越してきて、どんどん転校生が増えていった様子がうかがえます。学年の途中に組替えをやったのですね。開校式が1年近くも遅れたのは、体制がととのって(先生も最初は9人しかいなかった)、でも輝かしい1期生である(1年しかいなかった)6年生が卒業する前に…という心づかいだったのではないでしょうか。
ちなみに藤白台の入居開始は1964年の夏ごろですから小学校の開校より早く、1年弱は(1年早くできた)古江台小学校まで児童は通っていました。
そしてこのアングル!玄関を出たところで今もこの風景は変わりませんが、団地がピカピカです!体育館も校歌もなくて、でもすべてが新しかったニュータウンの藤白台小学校…不便なことさえ楽しかった「ニュー」タウンの期待感が、地べたに置いたオルガンから聞こえてきそうです。
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