バスの最終20時台の驚き

こちらは「藤白台二丁目」のバス停。ニュータウンにとってバス路線は「町の毛細血管」と言ってもよく、とくにクルマに乗らない高齢者には大切な足になっています。

ところが「コロナの影響で」、8月22日から土日祝日の深夜の便が「休止」となり、最終が20時台まで繰り上がってしまいました(反対回りのバスはもう1時間遅くまでありますが、それでも21時台です)。この「休止」は阪急バスの路線で広く行われている措置のようです(路線によっては、深夜でなく昼間の便を抜いている路線もあります)。

なぜ「コロナ」と、土日祝日の晩のダイヤ削減に関連があるのでしょうか?リリースには「ご利用状況に合わせ」と書いてあります。「乗るお客さんが減っている」ということですね。こんなところにもコロナの影響は及んできました。

千里ニュータウン内の路線バスの便数は、長期的に見るとだんだん減っています。2011年には「土曜ダイヤ」が「日祝日ダイヤ」に一本化され、かつ、平日早朝の便もカットされました。古江台・藤白台回りの76番・77番系統は、昔はデータイムは両回りあわせて1時間5本(12分毎)ありましたが、今は1時間4本(15分毎)です。

マイカーの普及や高齢化だけでなく、運転手不足も、全国的に課題になっているようです。そこへこのコロナ禍です。

それでもまだ千里ニュータウンは、再生策による人口増加もあり「よくもっているほう」と言えるのかもしれません。各地の郊外住宅地では、30分に1本…1時間に1本…バス路線がなくなってしまった町も多くあります。

土日祝の深夜便だけカットするというのは、利用の少ない部分だけ、できるだけ利用者への影響が少ないように考えた「苦心の策」なのでしょう。

しかしなんだか「町が田舎に戻っていく」ようで、寂しいものがありますねー。半世紀以上、バスの音を時計代わりに聞いて暮らしてきた住民としては、それは「町の鼓動」と同じなのです。

今回の措置は「当面の間、休止」なので、復活を祈りたいです!

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