東のニュータウンの代表格、多摩ニュータウンの「パルテノン多摩」から、西のニュータウンの代表格(かつ全国で最初)の千里ニュータウンを擁する吹田市立博物館に連携企画をやりませんかと話があって、学芸員さんが吹田に来られたのが去年の4月。「ニュータウン誕生」と全体タイトルも決まって、図録の編集に巻き込まれたのが今年の1月。多摩での展示が3月から始まって、退職を挟んで多摩で話す機会を4月と5月にいただき、6月から吹田での展示に移って、6月に映画解説をやって、(そのあと大阪北部ではあ震度6弱の地震があって)会期最終日1日前にまちあるきの案内をすることになっていたのが7月7日。
それが例の大雨で延期になって、設定した代わりの日が7月29日!まさかの東からの台風フックとニラメッコ…。朝8時の時点で暴風警報または大雨警報が出ていたら「再延期」で、今の時点で大阪千里は雨も降ってなくて不気味に静かなんだけど暴風警報は出ている状態。気がもめる~。「29日もできなかったら中止にします?再延期でもいいですか?」と博物館から聞かれて、「こうなれば根比べで再延期しましょう!その設定した日もできなかったら再々延期日も決めておいていいですよ」と答えたものの、1年半のプロジェクトがなかなか終わらず、ストーカーにつきまとわれているような…。
この間、多摩の学芸員さんに触発されて先週はシンガポールのニュータウン見てきたし、吹田の学芸員さんとソウルのニュータウンを見に行く話も実現させたい。噛めば噛むほど味が出る「ニュータウン誕生」、面白いと好評の図録は、パルテノン多摩と吹田市立博物館ののサイトから通信販売で買うことができます。東西ニュータウンの半世紀の足跡や海外のニュータウンの概観も網羅して1200円!同じ内容で装丁と奥付だけがビミョーに違います。多摩版はこちらから、吹田版はこちらから。
あしたはどうなるんだろ~?
この投稿は2018年7月29日にfacebookに投稿した文章に加筆したものです。
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