開校から55年を経た藤白台小学校。建替もせず、同じ校舎でがんばっていますが、今年は半年がかりで外に足場が組まれ、外壁改修・塗替などが行われました。
重かった鉄のサッシも全面的に交換され、サッシのフレームが横長になったため、外観の印象もヨコの線が強調された姿に変わりました。
千里ニュータウンの学校の校舎は建設当時、「ニュータウンらしく」意欲的な設計が採用され、一校ごとに異なったデザイン、高低分離、歩車分離、下足と上履きの分離など、それまでの小学校とは一線を画した姿が自慢でした。(凝ったデザインにしたためにその後のメンテナンスに苦労することになったのですが…)
藤白台小学校も開校当時は赤と白のツートーンの塗り分けで、その当時の姿はこちらで見ることができます(再現着色)。※お隣の古江台小学校は青と白のツートーンでした。
20年目と30年目の間でベージュというかアイボリー一色に塗り替えられてしまいましたが、今回の塗替は、たぶんその時以来、2回目の塗替です。最初のツートーンに戻せたら楽しい感じになるのにな…と夢想していましたが、前回の塗替よりは白っぽい一色になったようです。
電気関係の交換や床材を滑りにくいものに変えるなど、外観だけでなく、かなり大がかりな改修になっているようです。耐震補強、トイレの洋式化やエアコンの増設も並行して進められています。
今年はコロナのために近隣住民が校内に入る機会が限られていますが、次の機会にしっかり見てきたいです。(工事は複数年度にわたり、まだ続くようです。)
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