今年見られなくなった千里ニュータウンの景色につづいて、千里ニュータウンの新しい顔をお届けします。千里中央に2棟あるタワーマンションのうち、南側の1棟(2019年竣工)から北側の1棟(2009年竣工)を望んだ夜景。たまたま中に入る機会があり、共用部分から撮りました。
足元では北大阪急行の延伸工事が進んでいるし(2023年度末開通予定)「発展する都市」のイメージですね。同じニュータウンでも切り取り方によってイメージは大きく変わります。夜遅くの撮影ですが、もう少し早い時間帯なら新御堂筋左側(西町)のオフィスのあかりがもっとにぎやかでしょう。
新大阪まで13分、大阪空港まで13分、名神・近畿・中国道が結節する吹田ICまでクルマで5分、日本中でも「こんな便利な場所はない」と、多くの住民が語る千里ニュータウンの、そのまたど真ん中です。出張が多いビジネスピープルやメディア関係者、芸能人も多く住んでいると言われるのは、この立地があればこそです。
「ニュータウン」といっても、その姿はさまざまです。同じニュータウンの中でも全然違うのですから。利便性だけを追求して「何もかも中心に集めてしまう」ことは、そもそも郊外の自己否定になってしまいますが、「田園」と「都市」はどこで折り合いをつけるのでしょうか。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。