若木が老木になるまで

藤白台の公社(OPH)敷地内、(通称:三角公園下)斜面に咲き誇る大きな桜。この斜面は1976年に整備されていますので、その時に苗木が植えられたとすれば、樹齢は約半世紀ということになります。ソメイヨシノであったなら「老木」と言っていいでしょう。

ニュータウンもそれだけの歳月を積み重ねてきたわけです。斜面下の住棟は5階建から14階建に建て替えられ、一期完成からすでに13年が経過しました。

全国的に桜の開花は早くなっていますが、今年はとくに早いようですね(この写真は3月25日撮影)。幸いにして雨風のきつい日がなく気温も低いので、ここまでは長く楽しめているようです。老いた桜は老獪に見えるのは、自分の気持ちの投影でしょうか。

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