
へそ曲がりの私はGWに万博(夢洲)なんか絶対行かないし、ご近所の万博公園(千里)も混んでるに決まってるからまず行かないんですが、今年は本家本元の空気を吸ってほっとしたくなり、会いたい人も2人ほどインサイダーにいたので、千里のほうに行ってきました!
自宅から万博公園までは端っこまで直線で500m、太陽の塔までも2kmないんですがまっすぐは行けず、北千里まで歩いて、ひと駅阪急に乗って、モノレールに乗り換えてまたひと駅乗って…とやたらとダンドリがかかります。ところが中央口のゲート前からもうすごい人!切符を買うにも10分程度並ばなくてはなりません。増設した臨時窓口は「現金のみ」対応。さすが昭和の万博はこうでなくっちゃ。
「ふだんのGW」に行ってないので比較ができないんですが、どうも、夢洲で同時進行している「令和の万博」に触発されて「千里の万博公園ならすいてるやろ」と来てる人がけっこういるようです。太陽の塔も反骨の精神を忘れてうれしそう。記念撮影につぎつぎ応じていました。
地元民から見たら信じられないようなことなんですが、この千里で今万博をやってると間違えて来る人がけっこういるようなんです。ネット用の「ネタ」だろうと思っていましたが、モノレールの出口にも、中央ゲートにも「貼り紙」がしてあったし、万博公園のサイトにも注意が出ています。遠くから来たら、そんなものかな。外国のお客さんが間違えるというのは、わかります。

「令和の万博」に唯一直結するOsaka Metroの駅名は「夢洲」で、「万博」の文字がありません。住所も「夢洲中」で「万博」の文字はありません。一方千里のほうは大阪モノレールの「万博記念公園」駅があり、住所も「千里万博公園」となっています。乗換案内などで「万博」で検索したら千里のほうしか出てこないということです。英語で「EXPO」で検索したらどうなんだろ?大阪モノレールの駅表示にも実は「EXPO」は入っていないんですが…。
期間中だけでも、Osaka Metroの駅名を「夢洲万博」にするとか、副駅名に入れるとか、できなかったんだろうか?今は何でもシステム化されているので、正式名称をさわらないといけないのでしょうが…。堺筋本町の堺筋線ホームには、駅員が自作したであろう「万博EXPO 中央線(夢洲駅)→」のポスターが貼ってありましたが、元がちゃんとしないと現場が苦労する。70年万博の時には臨時駅を2つも作ったのに(電車の方向幕にも「万国博」や「EXPO」の表示があった)、今回は手が回ってないなーと思いました。(やっぱり広報の問題だな…)
ともあれ千里のレガシーにも目が向くのは、いいことです!東京(こないだまで江戸)に天皇さんを連れていかれた明治の京都の人の気持ちがわかるような気がしました。
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