昨日のブログと同じ沖縄・阿嘉島の幼稚園・小学校・中学校(併設校)校門で見かけた看板。
一見よくある「部外者立入禁止」の看板のようですが…よく見ると「老人会」は保護者と同じく校内に入っていいことになっているのがユニークです。
幼稚園(3年間)+小学校(6年間)+中学校(3年間)の12年間に加え、老人会…って何歳からかわかりませんが、すごく幅広い年齢世代の地域の人が、同じ場所を使うことになっていて、ほんとうに学校がコミュニティの核として機能していることが伺えます。
これは離島に特有の現象…と言ってしまっていいのでしょうか?以前訪れたもっと人口が少ない離島…鹿児島県トカラ列島の宝島では、島に住む人は成人すると全員が小中学校のPTAに加入することになっていると、テレビ番組で見たことがありますが…
こういう環境で育つと、「世代を超える力」が、いつの間にか身につくような気がします。それはこれからますます高齢化・人口減少していく社会でとても大切な能力のような気がします。受験などに特化してしまった都会の学校と、どちらが「教育的」なのか、考えさせられる看板ではありました。(ちなみにこの校門、門扉はなくて花がいっぱい育ててありました。)
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