「アラウンド・佐竹台」が続きますが…大阪大学のTさんから、面白いカタチの木の写真を送っていただきました。季節は秋です。
現地へも行って調べましたが、メタセコイア。普通はAの字型に下のほうほど枝が広がりますが、ここのは間隔をつめて植えてしまったせいか、スリムに散髪されています。
昔「Aライン」とか「Hライン」というシルエットのファッションがありましたが(若い人は知らないか…)、普通のメタセコイアがAラインなら、ここのはHライン。
それにしても、さすが日本で最初のニュータウンの、そのまた最初の町。何もなかった頃に植えたとして、45年。なかなかの貫禄です。この木の高さだけ、日本のニュータウンも時を刻んできたわけです。(建替のときに伐るなよ…)
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コメント (4)
いえいえ、このメタセコイアは、景観木として残される方向で検討されているみたいですよ。
これまで育まれてきたものを、何を残し、何を創造するかは、皆さん次第かも…
そうですか!それはアイアンマンさん、うれしいお知らせをありがとうございます。ケイカンボクって言うんですね。建替工事をしながら自然を残すのは手間がかかることでしょうけれど、日本には全長50キロの海底トンネルや4キロもの吊橋を造る技術があるんですから、それぐらいはやっていただきたいものだと思います…。
先日、秋津コミュニティの話を聞きに行きました。ニュータウンとして、1980年、東京湾の埋め立て地(千葉県習志野市)にできたところです。コミュニティ活動の話だったのですが、内容よりも、その活動のようすの写真に写っている植生が千里とそっくりで、それが気になって・・・・ここにもメタセコイアが立派に育っていましたよ。
個人住宅の庭の造園にも「流行」がありますから…シュロなんか植えてるのはたいてい古いお家です…公園に何を植えるかも同じように「流行」があるのでしょう。メタセコイアは高く成長するということが、新興造成地では歓迎されたのではないでしょうか?それとも強くて育てやすい樹種なのかな?