(また季節がメチャクチャですが…)三丁目のA棟・公社団地の中を抜けていく「ふれあいの道」の5月の光景です。
この道はニュータウン開発当初から計画された道ではなく、最初はぼさぼさの雑木林のままでした。それを三丁目住民の方々が、自分たちの手で、1974年前後に整備したのです。自然発生的に子供たちがつけたきれぎれの踏み分け道をきちんとつないでコンクリを打ち、手すりをつけ、排水を整備し、雑木林を払って新たな苗木を斜面に植えました。それから30年、三丁目の方々は清掃など管理運営を続け、苗木は育って大きな森のようになりました。
ニュータウンは歴史がないとよく言われますが、このような小道にも今では住民の努力が刻まれています。作られた町に入ってきて、ただ受動的に住んできただけでは決してないのです。
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