- Home
- 日本のニュータウン, 中国四国
- 広島のニュータウン「西風新都」(せいふうしんと)
千里は「日本最初のニュータウン」と言われていますが、では日本中にニュータウンはいくつあるのか…?確固たる「数え方の基準」はないのですが、大きなものだけでざっと50ぐらいはあるようです。
こちらは広島の郊外「ひろしま西風新都」というニュータウン。まだ開発が続いています。市中心部からは山の裏にあたり、ちょうど神戸と鈴蘭台のような位置関係…。1991年から事業着手、1994年から入居開始、2001年には山の下を貫く有料トンネルが開通し、市内まで15分で行けるようになりました。(鉄道は山を大回りする新交通システム…アストラムラインがあります。)計画人口10万人で現在4.6万人ですからニュータウンとしてはかなり大きいです。
タクシーの運転手さんに聞いたところでは、人気は高くて若い人が多く、戸建住宅地では塀で囲わないように協定もあって、子供がどんどん増えて小学校は新設校に分けたとか…次は中学校がパンクするかも?街はどんどん奥のほうまで開発して拡げている…ただし大きな病院がないので妊婦さんをトンネル通って市内まで運ぶことも多く、途中で出産しやしないか、何度もヒヤヒヤしたそうです。…う~ん、なんだか40年前の千里に迷い込んだみたいだぞ。トンネルは有料ですが、住民は朝だけ有料トンネルを使って、帰りは山越えの旧道で節約して帰ってくるとか…(通りましたが「ホントにこれでいいのか?」と思うようなクネクネ峠道でした…)。
地方都市でいまどきこれほど人口増ってあるのか…と思ってしまいますが、広島は中核都市だし、日本はどこも住宅でいっぱいなんですね。
この街を歩いたレポートをしばらくお届けします。写真は、どうやらここが中心部らしい「Aシティー」ってとこ。2本だけ超高層が建ってますが、実は戸建がほとんどです。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。