遅くなってしまいましたが、9/19の答えは「津雲台」でした。9/19のコメント欄にもあるように、千里ニュータウンの公有地の緑には何段階かの種類があります。
●緑地
◎千里緑地…これは千里ニュータウンをぐるりと取り囲み、ほかの市街地と混ざらないような「区切り」の役目をしている「周辺緑地」です。真北から時計回りに第一、第二…と分けられていて、いくつまであるのやら…?(周辺と区切ったことの賛否は両論あり)
●公園
◎地区公園…北公園、中央公園、南公園の3ヵ所。非常に大規模。
◎近隣公園…藤白公園、古江公園など、「住区」に原則1ヵ所ずつの大人向けの公園(遊具はあまりない)。
◎児童公園…ふじのき公園、あじさい公園など、「住区」に数ヵ所づつの子供向けの公園(遊具が置いてあり大きな滑り台などがある)。
◎プレイロット…「幼児公園」とも言われ、戸建て2軒分ぐらいの、最も近所にある小さな公園(砂場とベンチがある程度)。
●緑道
住区内を循環する歩行者専用道。後期に開発された豊中市の四住区に明快に見られる。
…大人-児童-幼児の歩ける範囲に合わせて、四重もの「公園」があるわけです。なので藤白公園にはほとんど遊具がなく、ふじのき公園には遊具があるんですね。この種別はネーミングルールにも反映されています。プレイロットはあまり愛称はつけられていないようです。幼児が「お砂場デビュー」するのは正しくはプレイロットであり、北公園でいきなりデビューすると条例で罰せられます(うそ)。
つまり「さるすべり公園」は児童公園になるということが、名前からわかります。※9/19のコメント欄で「oka」さんに教えていただいた豊中市作成の資料では、呼び方が少し違うようですしネーミングルールに例外もあるようですが…。
って都市プランナーがバッチリ決めて造っても、もちろん実際には使い方は混ざります。遊具の有無で自然と誘導されるようになってるようですが…。さてここまで緻密に決めておきながら、高齢者はどの公園に行くのかサッパリ資料に出てこないのが驚きですが実際は…高齢者はオールマイティーです!
コメント
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コメント (2)
40年前も「お砂場デビュー」ってあったんですかね?
そんな言葉はなかったでしょうね。でも赤ん坊がだんだん歩けるようになって、外に連れて行くときのドキドキ感とか、ちゃんと友達できるだろうかとか、お母さんの親心は変わらないんじゃないでしょうか。それは本来自然なことで、「お砂場デビュー」ってタイトルつけちゃうとなんだかプレッシャーのようなものを感じてしまいますが…。