模型で見る未来予想図(箕面森町)

前の記事と同じ場所の模型。よくできてます。何年かたって街路樹が大きくなったら森の中で暮らすみたいになりますよ…という想定のようです(今でも森の中ですが…)。販売事務所にありました。
千里ニュータウンでも昔、南千里にあった町の完成予想模型を見ながらずっと胸をときめかせて育ったもので、ニュータウンの模型があると無条件で見入ってしまいます。(昭和天皇や佐藤首相も見た千里ニュータウンの模型はその後千里中央に移され、今では吹田市立博物館に展示されています。)
セールスの人と話をしました。
「どちらから来られたんですか?」
「千里のほうから…」(←ニュータウンオタクだと言うと説明が面倒なのでアイマイな答え…)
「そうですか!千里からは大勢見に来られますよ」
「トンネルの片道600円って、高いですよねー」
「はい、回数券を買っていただくと一回分が480円になりますし、バスだと400円で千里中央まで行けます。彩都と比較しましても、千里中央-彩都西がモノレールで390円なんですね。するとあまり運賃は変わりませんし、こちらは家付きが4000万円台でございますが彩都ですと6000万円台になりますので、こちらをお選びになるお客様もいらっしゃいます…」
さすがセールスマン、そういう論理展開に持っていくかー…と感心しましたが、彩都と比較検討するお客さんが多いのでしょうね。パンフレットまで貰ってしまって、ドキドキしながら事務所をあとにしました。(つづく)

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