箕面森町の販売事務所でもらったパンフレットに「箕面森町のるーる」と書かれた一冊がありました。
販売後も調和の取れた街並みが保っていけるように、ポイントが豊富な写真やイラストを使ってわかりやすく12ページにまとめられています。ポイントは3つあり、
1.色彩・材質の統一 2.ゆとりある区画 3.周辺の自然環境と調和した緑化
最終ページに「箕面森町にお住まいになる皆様へご理解とご協力のお願い」と書かれていますので、これは強制力のある法律ではなく、あくまでも自主的な良識にのっとったガイドライン…ということのようです。(だから「ルール」じゃなくて「るーる」なんでしょうね…)
販売前にこのような目安を設定することは、あまり厳しくすると売りの制約になるわけですが、ゆるやかな「お願い」の形をとりつつやはり目安をつくるのは、箕面森町を「いい町」にしたい、平凡な住宅地にしたくないという大阪府の意欲を示すものでしょう。
ちなみに写真の左後ろに写ってるのは、うちが1964年に千里ニュータウン・藤白台に宅地を買ったときに渡された、同じような趣旨のガイドラインです。趣旨は同じなんですが、44年後の箕面森町の「るーる」と比べると書き方がカタい!ほとんどが文章で「マニュアル」そのもの、といった感じです。このガイドラインは吹田市の「千里ニュータウンのまちづくり指針」(2004年)や豊中市の「千里ニュータウン地区住環境保全に関する基本方針」(1992年)にも引き継がれた、とても重要なものなんですが…。
まちづくりや建築のプロじゃない住民に、わかりやすく趣旨を浸透させるコミュニケーションのノウハウは、この40数年間でどれぐらい進化したのでしょうか?

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