ニュータウンの隣もニュータウン(成田はなのき台)

成田ニュータウンは成田空港の開港(1978年)で増える空港関係者を受け入れるために1972年から入居が始まり、1987年に一応完成とされたニュータウンですから、千里ほどではありませんが年季はそこそこ入っています。計画人口6万人、現在の人口は3.3万人。
この奥に隣り合って2006年から入居が始まった若いニュータウンが成田はなのき台。計画人口3800人ですから藤白台の半分以下と小さいニュータウンですが、道一本でがらっと町並みが新しくなって異彩を放っています。町の入口にはモニュメントも…千里ニュータウンのと比べるともう大違いで、新入社員の名札みたいです。小中学校の校区は成田ニュータウンと同じということですから、藤白台と上山田の関係に似ているでしょうか。
成田は東京都心から60kmほどあり、この距離でいまなおニュータウンが造られているところに、首都圏経済のたくましさを感じます。

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