- Home
- 日本のニュータウン, 首都圏
- 明らかに近隣住区理論(筑波研究学園都市)
何回か前に夕景をご紹介した竹園ショッピングセンター。歳月に汚れて、ややくたびれた住区の案内板がありました。
うーん、住区を環状道路が循環していて、オレンジ色の歩行者専用道は別のネットワークになっており、真ん中にショッピングセンターがあり、保育所や公民館や児童館や小学校がセットになっていて、広めの「近隣公園」が北に、やや小振りの「児童公園」が南に、それを囲む住宅群…中学校や高校は複数住区で共用するので端っこのほうに配置する…これはどう見ても、千里と同じ「近隣住区」の考え方だなあ…。
一緒に行ったKさんやYさんは「筑波はやっぱり千里と違う。住宅都市ではなくて新都市だ」と言うのですが…全体として見るとそうなんですが、住宅地域になっているこの一角だけの構成を見ると、これはやっぱり親戚だよなと、親しみと安らぎを感じてしまいました。ここ「竹園」は名前に「竹」が入っているし…たぶん建設が長期にわたった筑波研究学園都市の中で、この地区は千里にすぐ続くぐらいの時期に建設されているはずです。
今は戸建住宅が建っているブロックも含め、オリジナルは全て(タウンハウスを含む)集合住宅であったことも、この地図から推測できます。
筑波研究学園都市の中でこういった住宅部分はそう大きな比重を占めていないのですが…そうだな、千里ニュータウンで言う「千里中央」の部分がもっともっともーっと広くなったような比率で町全体ができていると言えばいいでしょうか。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。