線路が微妙にカーブしている理由
- 2009/12/9
- ニュータウン内, 千里ニュータウン
- 交通, 千里中央
- 2 comments
ひきつづき、北大阪急行の千里中央駅。
こちらはホームの北端…つまり行き止まりになっている箇所ですが、線路がビミョーに左(西側)にカーブしているのがわかるでしょうか?これはホームの先が細くなっているのではなく、西側の線路も全体が西側にカーブの余韻を残して行き止まりになっています。ただの行き止まりに、なぜこんなカーブをつけるのでしょう?
…その理由は、将来の箕面方面への延長を見込んでいるからです。地下の工事は地上に建物が建ってしまったあとでは難工事になるため、とりあえず千里中央地区センターを出るあたりまでは、ヤマダ電機の地下~ガソリンスタンドの地下をかすめて線路が延長できるよう、構造物はあらかじめ避けておくなど準備だけはしてあるということです。
箕面市は、船場~かやの中央までの延長を働きかけてvisolaにも駅用のスペースを取ってあるとのことですが、現実にはなかなか…?
ちなみに千里中央駅の駅番号は「M08」で、「北にまだ7つも駅を造るつもりなのか!」とハヤトチリしたのは私ですが、これは地下鉄の始発駅(=江坂)を「11」に設定することになっていて、そこから順に引いていったら千里中央が「08」になるというだけの話でした。
コメント
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コメント (2)
M08の謎がやっと解けました(笑)。
不良中年さんもハヤトチリしましたか。この駅番号、言葉が違う人が多く暮らす欧米で始まって、日本では首都圏の地下鉄から広がったようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A7%85%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0
北大阪急行と近鉄けいはんな線は、大阪市営地下鉄と一体運行されているので通し番号になっていて、マイナス付番を避けるために地下鉄の始発駅を「01」じゃなく「11」にしたみたいですね。…あとから途中に駅を造ったら、どうするんだろう?