ひさしぶりに藤白台の風景ですが、きょう8月12日は日航ジャンボ機墜落事故から25年にあたります。25年目のきょうは台風通過で夕方も曇り空だったから、これは数日前の空。
3年前にも書きましたが、藤白台でも4名の方がこの123便に乗っておられました。(このほかに)友人の父上も乗り合わせておられ、この事故はとても「自分に近いこと」のように思われます。
それにしても25年というのは、信じられないような速さです。四半世紀。このブログを始めてから、僕はいろいろな「ニュータウン」という計画都市を歩いてきましたが、25年と言えば大きな町を計画してから建設して、住民が入って、十分町が成熟するぐらいの長い歳月です。街路樹も十分大きくなります。太平洋戦争が終わった1945年から大阪万博の1970年までが25年。
世の中がすっかり変わってしまうぐらいの歳月。
でもちょうど同じあの日、沖縄の西表島で見ていたきれいな夕焼けは、ほんとにきのうの空のようです。自分がトシをとったからかな。
長い歳月、ひとつの感情を持って生き続けることはとても大変なことです。でも忘れられないことというのはあるし、「まち」というものも、皆がひとつの思いを忘れずにずっと引き継いでいくから育っていくものでしょう。その「思い」って、なんだろう?
25年は、とても長い。でも何かをやろうとしたら、すぐにたってしまう。「昔」はぜんぜん昔じゃない。ああ、僕もトシをとったんだろうな。
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