ほかにネタがないわけじゃないのですが、もう一枚だけ北千里改札付近。新しく設置された地図なんですが…見慣れたような見慣れないような…?
この地図、南が上(正確には南南東が上)になってるんです。オーストラリアでは南を上にした地図を観光用に売ってるらしいですが、ここはオーストラリアなのか…?
いえ、ただこの地図が南を背後に設置されたので、そう書いてあるだけ…。地図の書き方は「北を上」に書く書き方と「自分が向いている方向(進行方向)を上」に書く書き方があって、この地図は後者をとっているだけなんですが、やっぱり少し見慣れないですね…。
僕が思うに、まちなかの案内地図は、どこでも山が見えて方角感がはっきりしている関西では昔から「北が上」の地図が多く、山が見えない首都圏では「自分が向いている方向(進行方向)が上」が多かったような気がするのですが(道を尋ねると関西人は東西南北で教え、東京の人は右左で教えることが多い)、東京文化がのしてきたのか、カーナビが普及したせいなのか、関西でも「自分が向いている方向(進行方向)が上」の地図が増えてきたような気がします。
北千里は東京になったのか、オーストラリアになったのか?青山台や箕面が下っていうのは、どうも落ち着きません。
しかしなんでURだけ棟のアウトラインが入ってるんだろ?(それもよく見たら相当いい加減です…)

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コメント

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  • コメント (2)

    • 健ちゃん
    • 2011年 2月 07日

    同感です。やはり地図は「北が上」が基本でしょう。それに中途半端はいけません。すべての棟の正確なアウトラインを書くべきです(面倒ですけどね)

    • 奥居武
    • 2011年 2月 08日

    公社や府営は建替が進みつつあるから書けなかったんだろうか…?(URはまだ決まってない)…にしてもUR部分も「イメージ図」と言っていいオオザッパさです。一点評価できるのは、住民が勝手に呼んでた愛称が定着してしまった「ピアノ池」の名前が入っていることでしょうか…
    http://senri-g1964.at.webry.info/200707/article_18.html

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