歳月と満月

公社の2期工事分の鍵渡しがいよいよ今週の土曜日(10/15)に迫って、A1~A14棟部分は灯がともるのもあと少し…今晩はこの団地の灯が見上げる、最後か、最後から2番目ぐらいの満月です。(正確には十六夜(いざよい)みたいだけど…)
いったいこの団地は何回満月を見上げたのでしょう?完成はたしか1965年のはずなので(その工事の時も覚えています…)、かりにきっちり46年間とすると46年×365日+うるう年分が11日÷28日は…?ちょうど600回!600回の満月です。
それだけの月の満ち欠けを見てきたのですね。まさに「歳月」。6歳の子供だった僕も老眼になるはずだ~。でも今晩の月はひときわ美しく見えました。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (2)

    • てつ
    • 2011年 10月 16日

    すごい計算ですね、ぼくが千里ニュータウンに移り住んだ公社団地は1964年築でしたが二年前に解体されたから600回には届かなかったけど幼少の頃から満月をベランダから見てた思い出はいっぱいあります。そう、老眼もはじまりましたわ((泣))

    • 奥居武
    • 2011年 10月 16日

    計算したらちょうど600回だったんですが、きょう建物の銘板を確認したら1965年の3月末竣工だったから、実際にはもう半年分長いです。藤白台は1965年春に公社のA1~A18棟がオープンして、小学校も開校して、バスも藤白台を回るようになり、近隣センターもできて吉永小百合もロケにやってきた…それは大変な春でした。鉄筋コンクリのひとつの建物ができるところと引退するところを両方見るなんて、自分がすごく爺さんになったような気がします。

好評発売中!

幕末から大阪・関西万博まで。日本と博覧会の関わり・ウラオモテが多面的にわかる!貴重な図版多数。1970年当時の万博少年として、私の証言も採録されています。こちらから購入できます。

好評発売中!

ランドスケープの観点から「万博レガシー」を考える特集号。超豪華メンバーにまぜていただき、千里万博の近隣住民として60年にわたり変化を見てきた私の講演録も出ています。こちらから購入できます。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの全域がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る