ひさしぶりに藤白台に戻ってきました。
ゴールデンウィークの間にもすっぽりと建替工事の防塵用のパネルに覆われてしまったA19棟(手前)とA20棟(左奥)。4月26日に撮ったこちらの写真と、ほぼ定点比較になっています。
建物の四面とも覆われているわけではなく、建替区画の外周に向いている面だけパネルが付けられています。反対側からはベランダなどが見えますが、窓枠も外されて、だんだん魂を抜いていくような…。町の仲間が消えていくような心痛む光景でもありますので、このブログで取り壊しシーンをご報告するのは控えめにしたいと思います。
…というか、これは「取り壊し」じゃなくて「生まれ変わり」への第一ステップで、このさなぎのようなカバーの中から、新しい藤白台が生まれてくるのだと(実際はもちろん一度更地にするのですが…)思いたいですね。
世代交代という、回顧と希望が入り混じったドラマを、千里ニュータウンも迎えるときが来たのです。
※5月17-18日の週末、名古屋近郊の3つの特徴あるニュータウン(高蔵寺、桃花台、可児)を見てきましたので、次回からは「ニュータウン仲間」の町の様子をご報告します。お楽しみに…。

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