公社の資料では「スターハウス」と書かれているという説もある、凸型のポイントハウス。階段が1列で、各階に3戸づつ住戸があるタイプ。藤白台の「千里丘陵G団地」では、A5、A6、A7、A8の4棟がこれにあたります。ここでは急な坂の途中を生かすため、このようなタイプが建てられたようです。
皆さんが退去した後、閉鎖される直前のわずかなスキマに、階段を上ってみました。階段室のバルコニーにあけられたガラスの小窓、ナナメにラインを取った転落防止の柵など、「ちょっと洒落た」デザインが古き良き時代を偲ばせます。…って、たったの46年前だけど…。天井が抜けているのも、意外。
このデザインは普通の板状の棟にはないので、数が少ない凸型ポイントハウスだけ、アクセント的に凝ったことをやってみたのでしょうね。千里ニュータウンでこのタイプの棟があるのは、ここだけだったんじゃないでしょうか?
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